トレックアメリカ、最後の滞在先は
それまで廻って来たN.P.とは違い
おそらくユタ州のどこかの牧場だった。
そこは個人経営で牧場を営んでいる所で
名前忘れちゃったけどひげもじゃの経営主のキャラが濃くてww
彼が食事から何から用意してくれていた。
その経営主は、正にカウボーイの生き字引みたいな人。
馬に跨り、ロープを回し
颯爽と駆け回る様なかっこいいじーちゃんだった。
到着してすぐに、「Do you like horse ride?」とか何とか。
???と思っていたら、馬がたくさんいて
みんなの身長を見てそれぞれ馬があてがわれ
いきなり乗馬ですよ! 乗馬!
聞いてないよ~
ま、私は小さなポニーでしたけどねw
やっぱりねww
それで簡単に馬を止めたい時や走りたい時の合図を教わり
「Let's go!!」とか…
いきなり野山を駆け上がって相当な高原まで!
怖いとか言ってる暇もなく
人生初の乗馬で、いきなり高所の山腹へ行ったわよ
でもね、振り返るとそこには素晴らしい景色が広がっていて
「日本にいたら観る事もなかったんだろうな…」って景色と
そんな経験をする事ができたのは
やっぱり貴重なんだと思えた。
ホントにトレックアメリカに参加して良かったと
つくづく思っていた。
夕食は牧場経営主が用意してくれたディナー。
でも…
オードブル式に用意された食事に
よくよく見るとたくさんのハエが…
ま、牧場だからね
いるよね、そりゃ
でもイヤだとか言ってられないし
好意を無にするのも悪いし
なるべくハエが群がっていない部分を取って食べたけどね
それよりか拷問に近い…と思ったのは
食後に経営主の奥様手作りのケーキを出されたんだけど
これが… 甘すぎて甘すぎて…
私あまり甘いモノが元から得意じゃないので
これ1ホールずつ分け与えられたのは拷問でした…
だって砂糖がジャリジャリ言う位入っているのよ~
これには参った
拷問ディナー(笑)の後はキャンプファイヤー囲んで
色々な話をしたり、歌ったり。
そこで私達が日本で音楽をやっていると言う話題から
是非披露して!ってなりまして
アコースティックギターがあったので即興で弾き語りを披露
何歌ったんだっけな~?
おそらく誰もが知っている様なビートルズとかだったかな。
その他、オリジナルも何曲か。
みんな喜んでくれましたよ
テントで目覚めた翌朝… なんか瞼が重い…
起きて鏡を見たら、私すごい顔してた
牧場にいるヤブ蚊に瞼をやられ
片目はほぼ開けられない位に腫れてる…
最後の朝だから、みんな写真撮りまくり大会だったのに
ニット帽を目深に被って誤魔化したけどね
…そんな牧場での一日でした。
つづく…