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(セ・リーグ、中日4-1阪神、9回戦、中日7勝1敗1分、28日、ナゴヤドーム)阪神が3連敗。中日戦は2006年以来の6連敗となった。金本が史上7人目の通算2500安打を達成したが、記念の試合を白星で飾ることはできなかった。
【写真で見る】2500安打を放ち花束を掲げる金本だったが…
勝利をつかみたい-。プロ21年目を迎えても不変の思いがボールに伝わった。同点で迎えた八回二死一塁。金本は、先発・岩田のカウント2-2からの6球目に食らいついた。バットの先でも、鍛え抜かれた腕力がある。詰まり気味の打球は右翼線で弾んだ。プロ野球7人目となる通算2500安打に到達。大卒選手では史上初の偉業を成し遂げた。
二塁に達すると、オーロラビジョンに記録達成のテロップが流れた。そのときばかりは敵味方関係なかった。球場全体からの拍手を全身で受け止め、44歳のベテランは表情を崩した。祝いの花束を手にヘルメットを脱ぎ、何度も頭を下げた。
しかし、そんな記念日を祝えないのが、鬼門ナゴヤドームだ。続く二死二、三塁の勝ち越しのチャンスでブラゼルが二ゴロに倒れ、無得点。直後の守りで決定的な3点を失った。
屈辱の連敗で迎えた第3戦だった。前夜は2失策に記録にならない“エラー”も絡んだ最悪の自滅。和田監督も「この球場にくるとバタバタしてしまうんだよね…。(ナゴヤの)相性とかいうことではないけど、上位相手にミスがこれだけでたら、なかなか(白星を)とれないな」と険しい表情を浮かべていた。
序盤の3イニングは相手先発・岩田の前に1人の走者も出せない。3戦連続で先制点も許し、重苦しい雰囲気も漂った。それでも、四回に復調ムードのマートンが3号ソロを左中間最前列にたたき込み、同点に追いついた。だが、後が続かない。昨季7回4安打無失点に抑えられた右腕の前に再び、沈黙した。
10年8月以来の対中日戦カード3連敗を喫し、今季ワーストタイの借金3。6月は7勝10敗となり、2カ月連続負け越しが決まった。金本の快挙に花を添えることはできなかった。
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