こんにちは😃
足立区竹ノ塚ほっとはりきゅう治療院の鍼医です
「冷や飯を食わされる」
この言葉、どこか寂しくて、立場の弱い人の象徴のような響きがありますよね。
でももし——
その“冷や飯”が、実は体にとってごちそうだったとしたら?
私は鍼灸師として東洋医学の視点で体を診ていますが、昔の意味と最近の意味とのギャップについて知って貰いたいと思います。
今日は、昔はネガティブ、今はポジティブ。
冷や飯の本当の価値についてお話しします。
冷や飯が健康に良い理由① 〜レジスタントスターチ〜
ごはんは冷えると「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」という成分が増えます。
これは簡単に言うと、
✔ 小腸で消化されにくい
✔ 血糖値が急上昇しにくい
✔ 腸内細菌のエサになる
という特徴があります。
つまり冷や飯は、
腸活ごはんなのです。
温かい炊き立てごはんよりも、
血糖値が緩やかに上がるため、脂肪の蓄積も抑えやすい。
「太りにくいごはん」
それが冷や飯。
冷や飯が健康に良い理由② 〜東洋医学的な視点〜
東洋医学では「脾(ひ)」は消化吸収を司ると考えます。
脾は“湿”に弱い。
温かいものは大切ですが、
現代人は食べ過ぎ・糖質過多で「湿」が溜まりやすい。
冷や飯は噛む回数が増え、
消化がゆっくり進みます。
つまり、
✔ 食べ過ぎを防ぐ
✔ 脾の負担を減らす
✔ 気の巡りを整える
結果として「だるさ」が抜けやすくなる。
これは臨床でも感じています。
冷や飯=冷え性になる?という誤解
ここが誤解されがちなポイント。
確かに「冷たいものの摂りすぎ」はよくありません。
ですが、
冷や飯は“冷たいアイス”とは違う。
常温に近いごはんであれば、
胃腸を急激に冷やすことはありません。
むしろ問題は、
✔ 早食い
✔ ドカ食い
✔ 夜遅い食事
こちらの方がよほど体を冷やします。
昔の人は知っていた?
おにぎり。
お弁当。
残りごはん。
昔の日本人は、冷や飯を普通に食べていました。
それでも今より肥満は少なく、
糖尿病も今ほど多くなかった。
冷や飯は
「格下の食事」ではなく
「理にかなった食事」だったのかもしれません。
まとめ 〜冷や飯を食う人が、実は賢い〜
時代が変わると、価値も変わる。
不遇の象徴だった冷や飯は、
今や腸を整えるごはん。
もし体が重い
甘いものがやめられない
食後に眠くなる
そんな方は一度、
炊き立てではなく
一晩冷ましたごはんを試してみてください。
もしかすると、
「冷や飯を食う人生」の方が
体は喜ぶかもしれません。