スマホ首と言われたら | 鍼癒のブログ

鍼癒のブログ

ちょっとした健康情報と実際にやって良かった事、お薦めして喜ばれた事などを書いて行きたいと思います少しでも読者の皆さんの健康にお役に立って、皆さんがハッピーライフを過ごせたらと思います。

こんにちは😊

足立区竹の塚ほっとはりきゅう治療院の鍼医です。



​「あなた、ストレートネック(スマホ首)ですね」
​病院や整体のベッドの上で、レントゲン写真を見せられながらそう告げられた経験はありませんか?

​「骨が真っ直ぐになっちゃっているんだ……」

「一生、この首の痛みや肩こりと付き合っていかなきゃいけないのかな……」

​そんな風にショックを受け、慌てて首を引っ張る矯正グッズを買ったり、接骨院や整体院で矯正メニューで高額な金額と貴重な時間を消費したり、動画を見ながらグイグイと力任せにストレッチをしたりしている方をよく見かけます。
と言うか最近もそう言われショックを受けて相談にみえた方がいらっしゃいました。

​でも、ちょっと待ってください。
​実は、そのストレートネック、本当に「骨自体の変形」が原因なのでしょうか?
​結論からお伝えすると、本当に骨がガチガチに変形してしまっているケースは、私たちが思っているよりもずっと少数派です。多くの場合、それは骨の異常ではなく、日常のちょっとした「姿勢のクセ(使い方のエラー)」が引き起こしている一時的な現象にすぎません。
​さらに言えば、レントゲンなどの画像診断も、実は「その瞬間のポーズ」を写しているだけという側面があります。カメラの前で猫背で写ったら、写真の中のあなたも猫背になるように、悪い姿勢のまま撮影すれば、画像の上では綺麗な「ストレートネック」が出来上がってしまうのです。

​つまり、あなたが本当に向き合うべきなのは、高価な矯正グッズでも、無理なストレッチでもありません。ましてや高額な矯正メニューでもありません。

​今回は、情報に振り回されて不安になっているあなたへ、ストレートネックの「正体」と、今日からできる本当に正しい体の整え方について、専門家の視点から分かりやすく紐解いていきます。

​この記事を読み終える頃には、きっとガチガチだった首だけでなく、心も「ホッ」と軽くなっているはずです。

​1. 頑張って「足す」のはNG!スマホ首を忘れる「引き算」の姿勢コツ
​姿勢を良くしようとして、胸を無理に張ったり、顎をグッと引きすぎたりしていませんか? 実はそれ、余計な力(プラス)が加わって、余計に首や肩を緊張させてしまいます。

​本当に必要なのは、体に負担をかけている「余計なクセを抜く」ことです。

​【引き算1】スマホの位置を「5cm」上げる

​首が前に落ちる最大の原因は、視線の下がりっぱなし。スマホを持つ手の脇に、反対の手の拳を挟むなどして、スマホの位置を5cmだけ上げてみてください。目線が上がるだけで、首にかかる5kgの重みがフッと軽くなります。
よく患者さんにする例え話は、昔のお侍さんが書見台に書物を載せて読む感じです。
そうすると見るものが目線の位置に来るので真っ直ぐの視線で見れるから首が前に倒れなくなります。
昔の方の知恵は凄いですね~!
首が前に倒れる事が一番ストレートネックを引き起こす原因になるので、それを予防します。



​【引き算2】骨盤を「寝かせる」のをやめる

​首が前に出る時、実は骨盤が後ろにだらしなく倒れています(骨盤の後傾)。椅子の座面に「坐骨(お尻の尖った骨)」をしっかり突き刺すように座るだけで、頑張って背筋を伸ばさなくても、首は自然と正しい位置にリセットされます。
そして自然に腹圧を掛けると猫背になりにくくなります。この自然に腹圧を掛ける事を体幹とも言います。
そうすれば綺麗な姿勢を維持できてスマホ首予防になります。

最初は辛いかもしれませんが、そういう地味な姿勢改善の習慣がスマホ首予防及び改善のアンサーです。
​2. 緊張した首と心を「ホッ」と緩める、お助けセルフケアのツボ2選

​日常のクセを減らしながら、すでにガチガチになってしまった首まわりを優しく解放してあげるツボをご紹介します。息を吐きながら、痛気持ちいい強さで優しくじんわり押してみましょう。

ツボ名と場所、押し方と効果

雲門(うんもん):鎖骨の外側の端の下にある、くぼみ(肩の付け根の前側)反対の手の親指や人差し指で、優しく円を描くように揉みほぐします。スマホ首の人はここが縮んで肩が前に巻き込まれていることが多いです。ここを緩めると胸が自然と開き、首が後ろに戻りやすくなります。呼吸も深くなりますよ。
因みにこのツボを軽く圧しながら腕をぐるぐる回してあげると更に効果的です。
風池(ふうち):後頭部の髪の生え際、首の太い筋肉の外側のくぼみ両手の親指をツボに当て、頭の中心に向かって斜め上に押し上げるように。頭の重みを利用して、少し頭を後ろに倒すようにすると自然に圧が入ります。首の後ろの血流を促し、目の疲れもスッキリします。
スマホ首で負担の掛かる首の後ろの筋肉が緩むと正しい姿勢が取りやすくなります。
​💡 ワンポイントアドバイス

ツボを押すときは、「効けー!」と強く押しすぎるのは逆効果。ふぅーっと深呼吸をして、体から余計な力を「抜く」イメージで、心地よい刺激を意識してみてくださいね。

そして最終奥義
「手のひらを上に向けた瞬間、おや? と思いませんか? 自然と胸がフワッと開いて、左右の肩甲骨が背中の真ん中にスッと寄ってきますよね。

実は、人間の体は連動しています。

手のひらが内側を向く(巻き込み)= 肩も内側に入って背中が丸まる(猫背)

手のひらが上を向く(外旋)= 肩が後ろに開いて胸が広がる(美姿勢)

つまり、手のひらは『姿勢のコントロールスイッチ』なんです。無理に『背筋を伸ばさなきゃ!』と頑張らなくても、スイッチをポンと切り替えるだけで、体は勝手にいい位置に戻ってくれます。」
ヨガのポーズや仏様の姿勢もだいたい手のひらを上に向けていると思います。

「現代人は、スマホを見るときもパソコンを叩くときも、ずっと『手のひらが下(内側)』を向いています。
なので

​デスクワークの合間に、膝の上で手のひらをポッと上に向けてみる

​歩いているときに、親指を少し外側に向けるように意識してみる

そんな事を普段意識して行ってみては如何でしょうか?

​3. まとめ:あなたの体は、いつでも元に戻りたがっている
​ストレートネックは、あなたの骨がダメになってしまったわけではありません。ただ、日々の忙しさの中で、体がその姿勢のまま「フリーズ」してしまっているだけです。

​高価な施術に通い詰めたり、痛いのを我慢してストレッチをする前に、まずは日常の「5センチの視線変更」と、1分間のツボ押しで、体に「もう緊張しなくていいんだよ」と教えてあげてください。

​一歩ずつ、不自然なものを手放していけば、あなたの体は本来の健やかで美しいカーブを自然と思い出していきます。

スマホ首をセールストークにしてるところも沢山あります。
正しい知識で正しい努力が唯一の改善の道標である事を忘れないで下さい😊