残念ながら日本は薬依存大国です、国力皆保険制度のおかげで安く医療を受ける事が出来ます。
これ自体はとても良い事ですが、安易な服薬や治療で却って体調を悪くしてしまう方もいらっしゃるようです。
薬を出せば医師や薬剤師、製薬会社は儲かるし患者さんも納得します。
しかし本当にそれでよくなるのでしょうか?
ちょっとした体調不良は運動習慣や食生活の改善で充分良くなるし、ちょっとした風邪やインフルエンザなら、昔は寝て汗かいて治しましたよね。
人には本来自然治癒力が備わっております。
そんな自然治癒力を働かせないで薬に安易に頼れば益々人の身体は弱くなります。
精神的疾患も欧米では身体を動かして改善させようと試みております。
安易に薬を頼るのではなく自分の自然治癒力を働かせる事が健康寿命を高める秘訣だと思います。
実際当院でも元気な高齢者はほとんど一般の高齢者より薬の服用は少ない傾向にあります。