酔うってどういうこと?お酒の正しい知識 | 鍼癒のブログ

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ちょっとした健康情報と実際にやって良かった事、お薦めして喜ばれた事などを書いて行きたいと思います少しでも読者の皆さんの健康にお役に立って、皆さんがハッピーライフを過ごせたらと思います。

こんにちは!
足立区竹の塚ほっとはりきゅう治療院の鍼癒ですニコニコ

6月も半ばだというのに、肌寒い日が続いて風邪などひいてませんか?

昨日戴いた質問でお酒を飲むと何故酔うのかときかれました。

それは,血液に入ったアルコールが脳に到達します。するとアルコールが脳の神経細胞に作用して麻痺させてしまい、結果酔った状態になります。

更に細かい状態で脳への影響をみていきますと、ほろ酔い気分位の頃では、網様体が麻痺して理性を司る大脳皮質の活動が低下し、抑えられていた大脳辺縁系(本能や感情を司る)の活動が活発になります。

なので、この状態が進みすぎますと気が大きくなったり、大声をだしたり怒りやすくなったりします。

更に飲みすぎますと、小脳まで麻痺が広がって運動失調状態になります。
ここまでくると千鳥足になったり、何度も同じことをしゃべったりします。

更に更に飲みすぎますと、海馬(記憶の中枢)が麻痺してしまい、今やっていることや起きていることを記憶出来ない状態になります。

そうなると、意識がはっきりしなかったり、言語が滅茶苦茶になってしまいます。

そしてこの状態を越えてしまい麻痺が脳全体に広がってしまうと呼吸中枢も危ない状態になり、死を招くこともあります。

彼を知り己を知らば百戦危うしからずと言います。

自分の適量とお酒をよく理解して、楽しく健康的にお酒と付き合ってください!


ほっとはりきゅう治療院