今回は、ホテル系クレジットカード最強と言われている、ヒルトン・オナーズ・アメリカンエキスプレス・カードについて、なぜ最強と呼ばれているのか、その理由をランキング形式で解説していきたいと思います
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コンラッド東京の客室
コンラッド東京のロビー
ヒルトンアメックスカードが最強な理由第5位 旅行時のカード特典が充実している点
ヒルトンアメックスカードには年会費が16,500円の一般カードと年会費が66,000円のプレミアムカードの2種類がありますが、若干の特典内容に違いはありますが、2枚のカードに共通しているお得な特典として、旅行の保険が充実している点です
どちらのカードも旅行代金をカード決済した場合に適用となる利用付帯ですが、
海外旅行では、一般カードは傷害死亡時が最高3,000万円で疾病治療は最高100万円、プレミアムカードは傷害死亡時が最高1億円で疾病治療は最高300万円となっており、国内旅行では、一般カードが傷害死亡時最高2,000万円、プレミアムカードが傷害死亡時最高5,000万円となっております
また、空港ラウンジについては、どちらのカードもプライオリティパスは付帯しませんが、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを同伴者1名まで無料で利用することができます。
鹿児島空港のカードラウンジ
鹿児島空港のラウンジでは焼酎が飲めます
プレミアムカードの場合は、家族カードが3枚まで無料で発行できるので、合計8名までラウンジを利用できることになります
さらに、どちらのカードも海外からの帰国時に無料でスーツケース1個を空港から自宅まで配送してもらえる、手荷物無料宅配サービスもありますし、空港周辺のパーキングを割引料金で駐車することのできる特典も付帯しております
その他の共通する特典としては、
ユニバーサルスタジオジャパンのアメックス限定VIPツアーに申し込みができたり、
国内海外問わず、購入後90日以内のショッピングに対して、一般カードは年間最高200万円まで、プレミアムカードは、年間最高500万円まで補償してもらえる、ショッピングプロテクションが共通の特典となっており、
ETCカードは、どちらのカードも発行手数料が935円かかりますが、年会費は無料で、基本カード会員1人につき5枚まで、家族カードは1人1枚まで発行が可能となっております
ヒルトンアメックスカードが最強な理由第4位は、ポイント還元率が高い点
カードを利用した際のポイントは、一般カードが通常利用時は100円につき2ポイント、ヒルトンホテル利用時は100円につき3ポイント
プレミアムカードは、通常利用時は100円につき3ポイント、ヒルトンホテル利用時は100円につき7ポイントを獲得することが出来ます
ポイントは全てヒルトンポイントとして付与され、自動的にヒルトンオナーズのアカウントにポイントが移行されます。
なお、ポイントの期限は、最後に利用してから24ヶ月となるので、定期的に少額でもこのカードを利用していれば、実質無期限でポイントを貯めることが可能です
ポイントの使い方は、ホテル宿泊での利用かマイルへの交換となりますが、ヒルトンアメックスは、マイルへの還元率が低いため、基本的にはホテルで利用するのがおすすめとなっており、
例えば、
2023年9月の土曜日に大人2名1室でコンラッド東京に現金宿泊した場合、171,175円しますが、
ポイント宿泊の場合、同じ部屋で95,000ポイントで宿泊することができるので、1ポイント1.8円の価値となりますし、
京都にあるROKU KYOTOの場合、先ほどと同じ条件で、現金宿泊の場合、196,319円しますが、
ポイント宿泊の場合、110,000ポイントで宿泊ができるので、1ポイント1.78円の価値となります
このように、普段は現金での宿泊をためらってしまうような高級なホテルでも、日々の支払いをこのカードにするだけで貯まったポイントを利用してお得に宿泊できるのがこのカードの大きなメリットだと思います
ヒルトンアメックスカードが最強な理由第3位は、通称HPCJ、ヒルトンプレミアムクラブジャパンにお得に入会できる点
HPCJは、日本国内と韓国の対象ホテルで宿泊代金が25%割引きになったり、レストランも20%割引きになる大変お得な会員サービスです
ちなみにヒルトンの会員制度であるヒルトンオナーズとは別のサービスで、ヒルトンオナーズは全世界のヒルトンホテルが対象で、HPCJはあくまで日本国内と韓国の対象ホテルのみに宿泊する際の宿泊代とレストランの代金を割引してもらえることに特化した会員制度です
この会員になることのメリットとしては、やはり25パーセントの宿泊代金の割引きとなっており、通常5万円するホテルがHPCJ会員であれば37,500円で宿泊ができるので、これだけでも12,500円もお得にホテルに宿泊ができてしまうので、ヒルトンホテルに年に数回宿泊する方にとっては確実に元が取れるサービスだと思います
また、通常年会費が25,000円となっているこのHPCJですが、
ヒルトンアメックス一般カードを持っていると初年度1万円、
ヒルトンアメックスプレミアムカードを持っていると初年度無料で入会することができますし、
一般カードは初年度に1万円の年会費を支払う必要がありますが、宿泊代やレストランの支払い時に使用できる5,000円割引券を2枚、合計1万円分もらえるので、こちらも実質無料で入会が可能となっています
2年目以降は、どちらのカードも1万円で会員の更新ができますし、1万円分の割引券(5,000円割引券を2枚)が同時にもらえるので、実質無料で毎年会員の更新ができます
ヒルトンアメックスカードが最強な理由第2位は、ウィークエンド無料宿泊特典がお得過ぎる点
一般カードの場合、年間150万円利用することで、次回のカード更新時にウィークエンド無料宿泊特典と言って、金土日にヒルトン系列ホテルのどこにでも1泊無料で宿泊できる、という特典が付与され、プレミアムカードの場合は、カードの利用額に関係なく二年目のカード更新をすることで1泊無料宿泊特典が付与されます
通常、宿泊料金が高くなる週末に無料で宿泊が可能となるのは、ヒルトンの特徴であり最大のメリットだと思います
軽井沢にあるキュリオコレクションbyヒルトン
注意点としては、この特典は、入会初年度には付与されず、入会した年に150万円利用した方が、次の年にカードを更新することでもらえる特典なので、最低でも2年分の年会費を支払うことになりますが、先ほども解説したように、週末のコンラッド東京やロク京都などは、軽く1泊10万円を超えるため、この年会費で無料で宿泊ができるのは大変お得だと思います
しかもプレミアムカードの場合、年間300万円利用すれば、さらにもう1泊無料宿泊特典が付与されるので、合計2泊の無料宿泊特典を獲得することができるので、1泊約20万円するホテルに宿泊すれば40万円分の価値を出すことが可能になるので、年会費分は簡単に元が取れてしまいます
ヒルトンアメックスカードが最強な理由第1位は、ゴールド会員資格が得られる点
ヒルトンの会員には、下から、メンバー会員、シルバー会員、ゴールド会員、ダイヤモンド会員の4種類があり、
シルバー会員は年間10泊もしくは4滞在以上、ゴールド会員は年間40泊もしくは20滞在以上、ダイヤモンド会員は年間60泊もしくは30滞在以上の宿泊実績のある方が獲得できる会員ステータスです
滞在とは、チェックインからチェックアウトまでで1滞在となるので、同じホテルに2連泊した場合には1滞在となります。
滞在数を増やすには、1泊ずつ違うホテルに宿泊することで、同じ2泊でも滞在数を2倍にすることが可能となりますが、ゴールド会員の20滞在でも、月に約1.7回の滞在が必要となりますし、ダイヤモンド会員の30滞在では、月に約2.5回の滞在が必要となるので、誰にでも簡単に達成できる数字ではないと思います
ですが、このヒルトンオナーズアメリカンエキスプレスカードを発行するだけで、一般カード、プレミアムカードのどちらでもゴールド会員資格が付与されるので、最低でも年間40泊もしくは20滞在する必要のある、ゴールド会員に自動的になることができてしまいます
ちなみにゴールド会員の特典としては、滞在時のボーナスポイントが80パーセントにアップしたり、予約した部屋よりも上位カテゴリーの部屋に無料でアップグレードしてもらえたり、宿泊時の朝食が毎日2名まで無料になるといった特典が付与されます
ヒルトン系列ホテルの朝食は、例えば、京都にある高級ホテル「ロク京都」の朝食は1人5,692円するので、2人だと、11,384円となるので、この1回の滞在だけでも一般カードの年会費の約7割を回収できることになります‼️
さらに、空室状況によっては、レイトチェックアウトやアーリーチェックインに対応してもらえる場合もあるので、年に1度のホテル宿泊だとしても、このヒルトンオナーズアメックスカードは発行しておくメリットは充分にあると思います
先日、軽井沢にある、旧軽井沢キキョウキュリオコレクションbyヒルトンに宿泊してきましたが、予約したのはボトムのスタンダードのお部屋でしたが、ゴールド会員特典として、プレミアム畳コーナーツインルームという56平米で6畳の畳コーナーのついたお部屋に無償でアップグレードしていただきました
同じ条件で調べたらところ、このお部屋は1泊116,000円する部屋でしたので、このアップグレードだけでも一般カードの年会費の何倍もの価値を出すことができました
軽井沢キュリオコレクションでも、
もちろん朝食は無料です
朝食は通常1人4,786円するので、2名で9,572円分が無料になりましたし、子供の分は入っていなかったので子供はブッフェのみで通常1,989円するので、2人で3,978円となりますが、ゴールド会員特典で25%の割引を受けることができたので、ここでも1,000円ほどお得になったので、結局家族4人で3,000円以下で朝食をいただくことができました
また、ホテルによっては、駐車場が無料になったり、有料のプールや大浴場が無料になる場合もあるので、年に数回だけの滞在でも、ゴールド会員で十分ホテルの上級会員として、ホテルステイを満喫することは可能となります
さらにプレミアムカードの場合、年間200万円以上利用することで、ヒルトンの会員ランクの最上位であるダイヤモンド会員資格が付与されるので、宿泊時のボーナスポイントが100%に加算されたり、1ベッドのスイートルームまでアップグレードをしてもらえたり、エグゼクティブラウンジを利用することができる、という特典を受けることができます
エグゼクティブラウンジは、通常、スイートルームやラウンジアクセス権の付いた部屋の宿泊者のみが利用できますが、ダイヤモンド会員であれば、一番安価なスタンダードのお部屋を予約して宿泊したとしても、ラウンジを利用することができるので、ラウンジで食事やスイーツ、アルコールなど、各時間帯に応じて、様々な食事やドリンクを楽しむことができるので、ホテルステイが格段に向上します
ヒルトン東京ベイのラウンジでの食事
以上がプレミアムカードを含む、ヒルトンオナーズアメリカンエキスプレスカードがホテル系クレジットカード最強と言われている理由ですが、
さらにプレミアムカードには、
無料ポーターサービスと言って、海外旅行の出発時や帰国時に空港内で専任スタッフが荷物を運んでくれる、というサービスや、
オーバーシーズ・アシストと言って、海外旅行先でのレストラン予約やカード付帯の傷害保険の問い合わせ、医療機関の紹介など、世界中のほとんどの国から24時間通話料無料で電話連絡ができる特典や、
海外旅行時の航空便 遅延費用補償と言って、海外旅行時に飛行機の遅延によって臨時に出費した宿泊代や食事代、手荷物の到着遅延や紛失によって負担した衣類などの購入費用を補償する、という特典、
国内やハワイ、グアム、サイパンの約800の提携ゴルフ場を無料で予約、手配してくれる特典、
京都駅から車で15分ほどの距離にあり、清水寺からも徒歩10分ほどの場所にある、高台寺(こうだいじ)圓徳院(えんとくいん)の拝観料が無料になったり、圓徳院内の客殿、旧京都特別観光ラウンジを無料で利用できる特典など、旅行が格段に充実する特典がたくさん用意されているので、頻繁に旅行に行く方にとっては、このカードは大変重宝するのではないでしょうか