国道165号線・近鉄西青山駅を過ぎ、クレイン乗馬クラブさんを過ぎた冬場のチェーン装着場所の車寄せを降りたところに鎮座します。
初瀬街道、青山峠を伊勢路から青山越えをする旅人が祈った地蔵菩薩。
弘法大師が一夜にして彫り上げたという伝説を持つ磨崖仏。
同所には、他所から運ばれたような切石の六地蔵磨崖仏や石仏も・・・・
国道の拡張整備工事、青山トンネルの工事の際に集められたとか・・・
青山トンネル工事での殉職者の慰霊碑もあり、当り前のように通過する道も厳しい環境での工事とまさに先人の血と汗、命の代償で作られたのだと感じます。
意識して無ければ、否、ここに石仏があると知って訪ねなければ通り過ぎる石仏は、幾年も旅人の安全を見守り続けてきたのです。