昨日、上野から月ヶ瀬に月ヶ瀬に向かう途上で、以前から訪問したかった伊賀市長田にある天台宗のお寺です。
西連寺は天台宗の開祖である最澄が建立したとされ、後土御門院、後柏原天皇の帰依された歴史と伝統のある名刹です。
やはり、天正伊賀の乱で荒れたのですが、江戸時代に藤堂家により再建され、墓所には藤堂藩城代家老の藤堂采女の墓所があります。
ちなみに藤堂高虎公の墓所は上野東照宮の別当寺である東叡山寛永寺にありますが、なんと上野動物園の敷地の一角にあります。東京の上野の地名は諸説ありますが、藤堂家の江戸屋敷のあった現在の上野に伊賀上野から命名されたとも伝えられています。
歴史があり、藤堂家により保護された名刹なので、文化財も多数在ります。
これは、国の重要文化財に指定されている絹本著色藤堂高虎像の画像です。もちろん、写真撮影は出来ないので引用画像ですが、藤堂高虎公の姿を伝える貴重な絵画です。
藤堂高虎公が天台宗に改宗された時に法名「寒松院」を授けられた天海僧正の讃名の入った歴史的資料でもあります。
山門の前には大きな南天の木が、赤い実をつけて居ました。
長田地区は3月～4月にかけて菜の花畑がきれいな黄色い菜の花が咲き誇ります。
芭蕉の盛公園もあり、これからの季節は素敵な観光スポットとなり、是非、西蓮寺へも足をお運びください。
西蓮寺は上野城公園から車で10分程の距離。ローザブランカに遊びに来られたお客様は城下町散策と合わせて、お訪ね下さい(^∇^)