市内各所のあたみ桜が見頃を迎えています。
特にホテルミクラスより徒歩3~4分の場所にある『糸川遊歩道沿い』のあたみ
桜は、満開の木もたくさんあります。
この『あたみ桜』は、日本列島でもっとも早く咲く桜と言われています。
この桜ですが、明治4年頃、イタリア人によってレモン、ナツメヤシとともに熱海
にもたらされました。
その後、先人たちの努力により増殖が行われ、市内の多くの場所に植栽され
ました。
また、下田の御用邸や伊勢神宮、東宮御所にも献上されたことにより、広く知
られるところになりました。
熱海市では、市制40周年の昭和52年4月10日に『市の木』に指定されまし
た。
特性・・・・開花期 1月
開花期間1か月
今年は、開花が遅れましたが、通年は、1月に見頃となります。
沖縄のカンヒザクラと並んで、日本列島で最も早く開花します。
開花期間が一か月と長いのは、上の画像の通り、花の付き方に特徴がありま
す。
ひとつの枝に早期に開花する花芽と後期に咲く花芽が二段構えに形成されち
ることかが一つの要因と考えられています。
まだまだ開花が始まる花芽がたくさんありました。
しばらく、満開の桜が楽しめる熱海温泉です。
暖かい熱海温泉にお越しください。
そうそう、熱海梅園で開催中の『第69回梅まつり』で
すが、3月3日までの開催予定でしたが、まだまだ見
頃が続きますので、3月10日(日)まで期間延長が
決まりました。