補助金の不正受給問題 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

経済発展のために、宿泊産業を盛り上げたい。
宿泊産業について多くの人に知ってもらい関心を持ってもらいたい。

ホテルマネジメント技能士の目から見た「気づき」や「関心」を
ざっくばらんに記していきたいと思います。

こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

久々に出てきた大きな不正受給のニュースです。

昨年一昨年と静岡県が実施していた「今こそしずおか元気旅」という全国旅行支援において

熱海市のホテルが総額7500万円近くの不正請求をした、として県は事業者名を公表しました。

同一人物が同じ日に複数の部屋に宿泊したとする申請など、内容に不審な点が確認されたということで

旅行支援期間中に旅行割引代金支払停止するとともに立入調査や割引利用客への実態調査を実施していたようで
その結果、宿泊実績がないのに虚偽の申請を行い、地域クーポンを取得していたことが判明したため、昨年5に旅行支援の登録を取り消した経緯があるそうです。

ホテル側は「宿泊実績がある」と主張しているようだが
追加資料の提出を求めた上で改めてすべての申請について再審査したところ、計1万3273件のうち96%に関して不備があることが発覚し、

さらに不備がないと判断された4%も「誰が見ても正しいと言える証明がされているとは言えない」状態だったため、すべての申請を不正と判断、県は申請全額7487万3000円の不支給を決め、ホテルに通知

さらに支払済393万7000円の返還請求を行っているとのことですが応じないため、被害届提出も検討しているとのことです。

 

ホテルのホームページも閉鎖しているとのことで

こういう事業者はしっかりと取り締まってほしいものです。