こんにちは
ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。
昨日のブッキングドットコム支払い遅れ関連の記事に続いて記載します。
ネット記事によると、
2022年10月に入国者への水際対策緩和以降、インバウンド客は順調に増加し、
2023年6月は207万3,000人と新型コロナ前2019年同月比72.0%まで回復したそうです。
加えて国内旅行需要も急拡大しており、旅行業界は活気を取り戻しているとの話です。
観光庁は毎月、主要旅行業者の取引状況速報を公表しています。
その資料によると、2019年度4兆5,695億円だった旅行総取扱額は、
2020年度には78.3%減の9,922億円まで激減しましたが、
2021年度はワクチン接種や国内移動制限緩和により、総取扱額1兆4,574億円(同46.9%増)とわずかに回復し
2022年度には旅行総取扱額が99.7%増の2兆9,102億円となり、なかでも「国内旅行」は2兆3,899億円と、2019年度の2兆5,547億円に迫る勢いとのことです。
今回のブッキングドットコムの件で分かったことは、
観光庁が集計しているデータは、あくまで「旅行業」として登録している旅行会社だけで、
我々が予約サイト(旅行会社)だと思っていた部分が含まれていない可能性があるということです。
どういう意味でも、
産業全体の適正な発展のためにも、旅行業法を改正し、
国内の宿泊施設や観光施設を対象に取引する旅行代理業についても
同様に旅行業登録を行わせ、供託金を納付させた方がいいと
私は思います。