こんにちは
ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。
ちょっと気になる記事があるので記載します。
一般的に、ホテルや旅館の場合、連泊利用が増えたほうが業務負担が減るのでありがたいです。
そんななか、東急が
全国の東急系ホテルに定額制で一定日数を自由に宿泊できるサービスを本格的に始めたと発表ししました。
休日に需要が偏在する中で、定額制サービスを通じて、
需要の高い休前日と人手が余る平日の需給バランスの平準化を図りたいようです。
内容としては、定額制サービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」に会員登録すると
東急と連携する加盟社分を含め、全国110施設に定額で宿泊できるもので
登録は無料、個人向けは繁忙期を除く2泊と5泊、繁忙期も利用できる14泊と30連泊の4プランあるそうです。
価格は2泊プランは税込23,980円、30連泊プランは298,000円で、
それぞれ同伴者1人が無料になるというリーズナブルな設定です。
さらに法人向けには上記以外にも宿泊日数を自由に設定できるというものです。
単純に1泊約1万円となりますが、
掛かるコストや、そもそも人材不足の解決になるのか、私の中では疑問が残るのと、
フラットな価格設定のため、果たして泊りたい日に部屋が取れるのか、
そして、収益率はどうなのか、
コロナ禍では需要促進のためにある程度有効でしたが、局面が変わった今、
そのなりゆきをしっかりと見ていきたいと思います。