こんにちは
ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。
宿泊産業にとっての追い風は「全国旅行支援」なのかもしれませんが、
その一方で、人員不足や原価高騰、さらには水道光熱費上昇で、経営的には手放しではない状況です。
私の考えは、基本的には宿泊産業は、接客やサービスに人的資源を集中投下し、
それ以外の業務については、可能な限り外注やシステム化をするほうがいいというスタンスに立っています。
それは、客室清掃や、洗い場のほか
最近は、厨房業務も、
例えばチェーンホテルの場合、セントラルキッチンにすることで、人的資源を1か所に集中させることが出来るほか、
水道光熱費についても、集中させ、結果的に負担減に繋がるのではないかと思っています。
調理人の減少のほか、繰り返しになりますが、食材原価高騰、水道光熱費上昇など
厨房周りも相当苦しい状況です。
いままでは、どちらかというと
「手作り」「各ホテルや旅館で調理スタッフが手をかけて」というところに価値を感じていましたが、
セントラルキッチン機能上昇や、厨房設備のオートメーション化による質向上、さらには運搬輸送網の確立や保存技術の向上を
全体最適で考えると、
私のこれまでの考えが、必ずしも正しいことではないのではないか
ということを強く感じています。