【ちびまる子ちゃん】の、まる子の声優を担当された

TARAKOさんが先月、早世されたことで

【ちびまる子ちゃん】の初期のオープニングソング

「ゆめいっぱい」(関ゆみ子)が注目されました。

 

 

 
 
 
自分が、この曲を知ったのは、1991年の4月でした。
 
 
大学を卒業して就職。
社会の厳しさを直面し、日曜日の夕方になると
不安な気持ちで一杯でした。
 
 
そんな時、テレビから流れてきたのが
「ゆめいっぱい」(関ゆみ子)でした。
【ちびまる子ちゃん】のオープニングでした。
 
 
とても明るい曲、「ゆめいっぱい」を聴いて
とにかく1週間、頑張ろうと思いました。
 
 
それから、1年後。
「ゆめいっぱい」を、旅先の山陰で聴きました。
辛いことも多々あった1年でしたけど
頑張れた自分を心の中でほめながら
明るい気持ちで、「ゆめいっぱい」を聴きました。
 
 
以来、仕事でつまづくと、「ゆめいっぱい」を聴いて
自分を励ましてきました。
 
 
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昨春、不幸が重なって、仕事を早期リタイヤしました。
マンションを引き払い、実家に都落ち。
クリスマスイブに納車された車も、あきらめました。
それでも、必死に求職活動し
この年で、4月から、再就職することができました。
幸運にも、前職と同業種でした。
 
 
とはいうものの、新しい環境で
新しい仕事に慣れるのは、本当に大変です。
実力主義の職場で、先輩たちも決して優しくはない。
自分の不甲斐なさに、恥ずかしながら涙しました。
 
 
そんな時に、「ゆめいっぱい」
注目されていることを知りました。
 
 
早速、聴いてみましたが
33年前の自分と、今の自分は同じ状態であることが
分かりました。
そして、あの時のように、「ゆめいっぱい」を聴きながら
自分を励まし謙虚に頑張れば
1年後には、笑って「ゆめいっぱい」
聴けると確信できました。
 
 
33年前、右も左もわからない若輩者で
華やかなホテルステイや遠征とも縁はありませんでしたが
日々の暮らしを楽しみながら
きれいな青空の下、おもいっきり青春していたと
思っています。
(→青春という年齢は、過ぎてはいましたが。。。)
 
 
最近、不思議なことに、時々、33年前と
よく似た出来事に遭遇します。
 
 
今年の4月1日は、月曜日でした。
33年前の、1991年4月1日も月曜日でした。
あの年と同じカレンダーの並びです。
 
 
勤務先は、以前と同じ町です。
33年前と同様に、自宅から電車と自転車を
併用して通勤しています。
 
 
そんな中、4月14日の【ちびまる子ちゃん】の
オープニングでは「ゆめいっぱい」が流れたそうです。
TARAKOさんの最後の回でした。
視聴者の方から、オープニングで
「ゆめいっぱい」を流し、TARAKOさんを
追悼していただきたいという声が
たくさん寄せられたそうです。
リアルタイムで聴けなくて悔しいですが
このニュースを知って、感極まりました。
 
 
そして、今のタイミングで
「ゆめいっぱいが」注目されていることは
誰かが自分に

「頑張れ!!!」と

メッセージを送っているようにも思えました。
 
 
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大学を卒業して就職した33年前の春
再就職した今年の春
カレンダーの並びは同じですが
偶然にも、同じようなシチュエーションに遭遇します。
 
 
そこで、思いついたのが
 

もう一度、青春しよう

 
この年で、そんなことを言うのは恥ずかしいですが
それも、自分らしいかなと思っています。
 
 
異常な円安、その他の理由で、華やかなホテルステイは
もはや困難ですが
30年前のように、日々の暮らしの中で
思いっきり、二度目の青春をしたいです。
 
 
このタイミングで、「ゆめいっぱい」
注目されたことで
そのように思えるようになれたと考えています。