居場所冷えた身体を 明日の少年にあずけて電車のトビラがひらく いつだってもたれかかる いつもの席にただ ただ手さぐりで探しながらゆられながら答え合わせすることもゆられながら眠い目をこすりながら立ち止まったままのライフ ぼくはまた途方に暮れながらすこし息苦しいのはマスクだけのせい生きぐるしいのは 僕が不器用だからなの過ぎゆく日々や時間に追われながらふわり 居場所をただただ探しながら