以前こんな事がありました。


某バスの車中での出来事です。


車内は満員でした。


ある知的障害を持たれた男の子とそのお母さんが


乗っておられました。


と、急に男の子が大きな声で何かしゃべり始めた


んです。


すると、運転手さんがとんでもない暴言を・・・・・・


「うるさい、やかましい」 と怒鳴ったんです。


お母さんは、必死でお子さんを静かにさせようと


されてました。


(お母さんのお気持ちが痛いほどわかりました。)


車内はシーンと静まり返りました。


するとまた男の子がしゃべりだし


すかさず運転手(さん  省略) が運転中にも


かかわらず「迷惑ヤッ、降りてヤッ!!」


乗客はあまりの事に震えていました。


運転手の無知と常識のなさに唖然としました。


このお母さんは何もおっしゃらずに必死で耐えて


おられました。


おそらくお母さんの心の中は悲しみでいっぱい


だったでしょう。冷たい氷の矢が何本も親子に


突き刺さったみたいでした。


障害のあるなしに関わらず、我が子という存在


は親(特に母親)にとってかけがえの無い宝物


なのです。我が子の為ならたとえ火の中水の中。


ましてや、障害のある、我が子、愛おしく、大事に


大事に、見守り育ててこられたことでしょう。


その場で運転手に注意する人は誰もいません


でした。


私はこの親子の事を考えると胸が張り裂けそう



で今でも目頭が熱くなります。


家に帰ってからさっそくバス会社に電話をしました。


上司の方が出られて「誠に申し訳御座いませんでした。


このような事は絶対にあってはならない事です。至急に


このお話を全員に伝えます。」と、おっしゃっていました。




人の気持ちを察し、人の痛みを自分の事として考え、


おもいやりのある自分になれるように歩んでいきたい、


そう思います。
















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