イギリス南西にある、コラトン フィッシュエイカーという邸宅へ

子供達と行ってきました。ここは、元サボイホテルのオーナーの別荘でした。

今ではナショナルトラストが運営しています。

 

 

1920年代のアールデコ調内装で、とても素敵です。

こちらはサロン。クリスマスムードいっぱいです。

グランドピアノはドイツ製のBluthner.

 

 

小さめな居間

 

このカップ&ソーサーが貝殻のようで素敵でした。

 

 

1922年にイギリスの発掘家によって、ツタンカーメンがみつかり、

それからイギリスではエジプトのオブジェが流行だったそうです。

この部屋にいたボランティアの方が教えてくれました。

この置物や時計も、その時流行りだった、

エジプト遺跡のオブジェなのです。

左下は煙草。

 

こちら書斎のような部屋です。

 

ダイニングルーム

これは廊下にあり、どの部屋のベルが鳴っているか

使用人達にわかるようになっています。

 

キッチンにはアガ。石炭などで暖房、オーブン、コンロの役目をしていました。

今でもアガがキッチンにある家はイギリスには結構ありますが、今はガスや電気で

暖まります。

 

 

こちらは、使用人たちのダイニングルーム

 

数あるベッドルームの一つ。

古いスーツケースが印象的です。

 

ほとんどの部屋はオンスイートで、お風呂や洗面台がついています。

並んでいるコロンやオイルも1920年代のもので、瓶が可愛い。

 

 

階段の窓辺には中国からのアンティークも。

 

お庭は大きく、水が流れているエリアを散策すると季節の

花が咲いています。

こちらは夏に行った時の庭の様子。

 

 

お庭と言うよりは森。。。

さらに歩くと、かなりのアップダウン、階段も多いです。

10ー15分歩けば、海が見える絶景ポイントへ行けます。

海でヨットに乗っていて、海から見ていて、この場所がいい、と気に入り、

ここに別荘を建てることにしたのだそうです。

入り口でもらえる地図が役に立ちますよ。

行きは下りが多いですが、帰りは登ることをお忘れなく!

 

入り口の方に、ギフトショップやカフェもあります。

ガーデニンググッズ付近に可愛い小さなポストが。

実際に使われているものです。

 

1920年代のジャズが流れているような、

ムードのある邸宅、そして自然溢れる庭の散策と海の眺望、

潤う時間が流れる場所です。