待ちに待った、暇つぶしの時間です。
前回は「ナマコはゆなさんに、まさかの好印象」
今回は「ナマコをつかんだその手で、ゆなさんと手がつなげるのか」の話です。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●
手をつなぐと約束してから、徐々に寿命を削り、あと80年生きられるか、まで削られた頃。デート当日に。
待ち合わせ場所に現れたゆなさんは、相変わらず華奢な女の子でした。
会ってからも、私の頭のなかでは様々なシュミレーションを。手をつなぐときはクールでいくか、無邪気にいくか、強引に…
ゆなさんの心の声「手、つないでくれないのかな。でも私からいくと、タチて言ってたから、プライド傷つけちゃうかな」
(´▽`)笑
歩いていて、手が触れることは何度かありましたが、私は鳥。なかなか踏み出すことができませんでした。
もち1「まだ、翼を広げ大空に羽ばたく準備が…」
もち2「女をみせるんだ!いつまでもチキンのままでいいのか!飛べない鳥はただの鳥だ!…?」
「はぐれそうだから手、つなごう」
声は震えていたことでしょう。
帰るまでその手は離しませんでした。
小さな手にドキドキしました。
次回!
「手をつなげたことで、調子づいたチキンナマコ野郎。暴走電車と化す。そう、私はアンストッパブル!」