初夏のひっそりアマリリス祭り

ラ·リ·ラ·リ·ラ·リ·ラ ♪

ここ数年の寒波や雪で、父の育てていた花はだいぶ枯れてしまいました。

淋しいし申し訳ないけど天候なら仕方ないか、とわりと諦めがついています。

そして実は少しほっとしてしまっている自分もいる。。。

数が多すぎたり病気になってしまったり、うまく花を咲かせられなかったりしてなかなか大変だったので。

アマリリスは元気。

手がかからずゴージャスに咲いてくれる強い子たち。

いい加減ぎゅうぎゅうなので植え替えてやらねば。

・・・と思いつつ、実行に移せないままもうすぐ八年。

どうして出来ないのか。

たった今、ブログを書いていて気づきました。

父が選んだ鉢。父がブレンドした土。

変えてしまいたくなかったんですね。。。

植え替えは、父の手の跡を見ながらそれを消して行く作業。

どんだけめんどくさがりなんだと自分にがっかりし続けた八年でしたが、そこには出来ない理由があって、ずっと気づかなくて。

目から鱗というかショックというか、しばらく泣いてしまって涙と鼻水と一緒に八年分の何かが流れていったような、何も変わらないような、よくわからない状態ですが、せっかく気づいたのだから心機一転植え替えよう！と切り替えるべきところを、気づいてしまったらますますやりづらいとも思えてちょっとアンニュイです・・・

まぁ間をとってアンニュイな気持ちで植え替えるんだろうな。という気はします。

鉢や土は変わっても、花は残って元気になる。よね。植え替え失敗しなければ…

枯れてしまったものは、さっさと処分出来るのだけど。

枯れたまま置いている方が淋しい。