純喫茶にぃ、人生初のパフェデビュー
意外に思われるかもしれませんが、30年以上の人生でなぜか一度も食べたことがないのです。
理由としては次の3点が考えられます。
先生に夢中のためパフェに浮気する暇もないし、ハシゴに支障
クリームもりもりのどえりゃあ激甘パフェに当たりそうで怖い
基本女子向けだと思う
しかし今回の喫茶はなんとcoFFee&パフェ!(なぜFFだけ大きいのか)
パフェ激押しの喫茶のためもはや逃げ道無し。
今まで理由・
のように散々ビビりまくってパフェを避けてきましたが、
自ら退路を断ち、人生初のパフェデビューと行こうではないか!
記念すべきパフェデビューの舞台は秩父!
一見普通の家とか公民館とかに見えますが、れっきとしたパフェ推し喫茶「にしき」です。
なぜこの時期に秩父かといいますと、西武鉄道が夏休み期間中全線1日乗車券を発売していたから。
子供向けスタンプラリー用の乗車券なんですが、別に参加しない大人でも使えます。
今回はかねてから秩父方面の喫茶巡りをしたかったというくりさんにご一緒していただいております。
普通の住宅っぽい内装なのかなと思っていたら、わりと真っ当に喫茶っぽい感じ。
マダム二人でやっているようです。
サントリーウイスキーの灰皿とかニッカウヰスキーのグラスとか、
なぜか酒関連グッズが多いんですが、かつてはスナック営業でもしていたのかな
にしきに来ると誰しもがこうしてメニューをばらばら広げて打合せを始めると思います。
パフェの種類の豊富さもさることながら、一つ一つイラスト付で全てクリアケースに
収められているのがすごい(ノ゚ο゚)ノ
これでも昔に比べればメニューを絞ったらしくて、かつては100種類以上あったとか。
パフェにナンバリングされているのは当時の名残か。百番台のパフェとかあったし。
純喫茶にぃはウォルドルフパフェ(以下W.P)に。
甘いのがあまり得意でないというくりさんはハーフサイズにしきパフェ(以下N.P)
このパフェは、ニュウヨークのアストリアウオルドルフホテルのオリヂィナルメニュウで、
当店で忠実に真似したものです。
これ流暢に言えた方はニュウヨーク行って本家で「W.P please!」と自己責任で注文するのだ
さすれば「こいつなかなかやるな」と一目置かれる客となれることでしょう
通常なら忠実に再現とか、イメージとか、ややオブラートに包んだ表現にすると思うんですが、
何の後ろめたさも感じることなく忠実に真似!(ノ゚ο゚)ノ
やはり純喫茶は何事にも純であってほしい。
忠実に真似したことを隠さない、そして相手を最大限にリスペクトする清純な心は高く評価したい
その場でアストリアウオルドルフホテルについて調べてみたら、
実在するのはもちろん、なんとヒルトングループで最上級クラスのホテルであることが判明
忠実な真似とはいえ、そう聞くとなんか高貴な気品あふれる貴人パフェに見えます
うむ、これこそ先生にジェントルマンとして徹底的に鍛え上げれてきた純喫茶にぃの
デビューパフェに相応しいパフェだ(^^ゞ
にしきのパフェの中で固有名詞がついているのはW.PとN.Pだけだからね、格が違うのだよ
くりさんのN.Pはハーフサイズということで、レギュラーサイズの2/3とのこと。
W.PとN.Pを見比べて、これまで数々のパフェをそのお腹に収めてきたベテランパフェファイターの方なら
気づいてしまったのかもしれません
N.PとW.Pってほとんど同じじゃね?と
にしきオリジナルのN.PはW.Pのてっぺんに鎮座するグラニューSとクリームを抜いただけではないか、
という疑惑にくりさんが気づいてしまったのです∑(゚Д゚)
N.Pはまさかまさか忠実な真似の真似やっべえ、タブーに触れちゃったかこれ?
N.Pはフルーツソースもクリームも相当甘く、くりさん曰く甘すぎて一般的なパフェとは異なるとのこと。
生クリームを抜いて甘さをやや抑え、ストロベリーソース→メルバソースに格上げした
という前向きなアレンジを施したと捉えたい。
☆★☆にしき☆★☆
営業時間 11:00~18:00月曜休
覚えている限りのパフェ略称を紹介しておきます。
略称は付いてませんでしたが、あったらラッキー「大豆ゼリーパフェ」もありました。
B & W ・・・ ブラック&ホワイト
R.P ・・・ レインボーパフェ
B.P … バタースカッチパフェ
B.P.P … バナナピーナツパフェ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
続いてにしきのすぐ近くにある「喫茶アルフィー」へ。
あまりにくりさんの食いつきが激しいため←あちこち喫茶ハシゴしましたがこの日一番の食いつき
アルフィーというのはもちろんあのバンドのTHE ALFEEが由来。
メンバーの桜井賢さんの実家がご近所にあるそうで、その縁で本人公認でこの店名だそうで。
このスタンプはALFEEファンの方が作ったもので、店で普通に押させてくれます。
あれだけ食いつきがよかったのはこのスタンプが呼んでいたためか。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ランチはパリー食堂へ。決して怪しい店などではなく、ガイドブック等にも頻出の有名な食堂です。
自販機外して撮影するとガチで昭和初期並の1枚に見えますが、それもそのはず。
昭和2年に建築された建物ということで国の登録有名文化財に指定されているのです。
玉子丼と焼そばでごちそうさまでした。
くりさん、遠いところまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
え、秩父まで行っておきながら先生はどうしたって?
もちろんパーラーコイズミ 先生と再会を果たそうとしましたよ。
そしたら11月~2月ごろしかご出勤されて無いそうで(つД`)