時間的に神戸の先生にお会いできるのはあとわずか1軒、
ならば神戸の長い歴史を感じることができる純喫茶系先生にその1軒を託そう。
神戸で初めて珈琲豆卸業者として1946年に創業した尾賀珈琲商事社、
そのコーヒーが飲めるということで長年地元に愛され続けている「珈琲館尾賀」があります。
阪神タイガース監督時代の星野仙一氏が度々訪れていた店として名高いとか。
そういえば阪神タイガースの額縁みたいなの飾ってあったっけな
某純喫茶女子の言葉を借りると「マダム喫茶」に該当するのかな。
甲南山手は非常に閑静な住宅街で、甲南山手マダムに相応しい洋館系純喫茶ともいえそうな。
先客はマダムだけでしたが、平日なので普通にリーマンも食事に来ていました。
そんなマダムたちが舌鼓をうつ手作りケーキたちがいろいろ揃っているわけですが、
ダントツの存在感を示す方が一人いらっしゃるのはもはや言うまでもないな。
手作り!ジャンボ!!だけでもお腹いっぱいなのに、「飛び切りのおいしさ」だって!!(ノ´▽`)ノ
普段は控えめな純喫茶系先生がここまで饒舌かつ強気とは…、
神戸マダム相手となるととにかく強気で押さないと生き延びることは難しいのかもしれないな。
手作りジャンボ先生ですから当然時間がかかります
15分くらいかかるからそれまで自慢のコーヒーをいただきましょう。
確かにうまい これなら神戸マダム達も満足してマダムトークで15分くらいあっという間でしょう。
そしてこの全く名前負けしていないジャンボなお姿を見れば、マダムトークを中断ぶったぎっても
誰ひとり文句など言わないでしょう。大阪のオカンすら黙らせるかも(そりゃ無理か)
実測したら直径17cmの名実ともに堂々たるジャンボサイズですよ(ノ゚ο゚)ノ
純喫茶にぃ調べでは15cmもあればでかっと感じるぐらいなので、
ジャンボ先生を名乗る資格はあるかと。
まあ関西ならもっとジャンボな先生はいくらでもいらっしゃるのかな
大して焼色はついてないのですが、キワがちょっと変わってますね。
すっと一本線の焼色がきれいにキワについてます。
フライパンだけじゃこんなきれいな線状の焼色付きますかね? 手焼き&オープン併用かな。
焼色が控えめなので香ばしさは大してないんですが、たまごの風味が非常によく出ていまして、
乾き感のないしっとりめの卵焼きのような感じですかね。
全体的にはしっとりめでもキワの部分だけはわずかにカリッとした食感を残してます。
尾賀先生はシロップ入れの注ぎ口が細く出っ張ってるので、たらりんショットが容易にできます
どうしてもこれやってみたいけどいつも失敗する…(つД`)とお嘆きの方は
本当に誰でもできるぐらいたらりんしやすいのでぜひお試しを。
やはり香ばしさが足りないのでこれだけジャンボだと終盤飽きが来てしまうね
さっきのたらりんシロップと生クリームが必須です。
あとバターと生クリームを重ねて添えるっていうのも使いにくいなと。
バターだけ塗るっていうのがほぼ不可能、クリームは別に使いたいんだけどな。
せっかくジャンボなお身体をお持ちなんですから、そんな窮屈に盛り付け無くてもねえ。
☆★☆珈琲館尾賀☆★☆
営業時間 8:00~19:30LO(日祝・10~3月18:30LO)無休
メニュー 多すぎるので省略