天気が良かったので 立川の昭和記念公園あたりでも散歩してくるか
ついでに閉店した立川第一デパート の様子も見てこよう。
既に仕切りに覆われて工事用の足場も組まれて解体工事が始まっている模様。
立川駅前も同じような商業施設ばっかりだもんなあ。またひとつ昭和の灯が消えてしまい寂しい限り
サンモリノもどこかに移転して…なんて淡い期待も抱いてましたが、やはり現実は閉店のようで…(ノ_-。)
こういう鬱な気分は先生に吹き飛ばしてもらうしかありませんな
浅草ミモザ のコメント欄で教えていただいた珈琲店「一六珈琲店」が立川にあったなあ。
思い付きで行ったからちょっと迷って20分ぐらいかかってもうた…
さんざん迷ってたどり着いただけに、店内に入ってもなお疑ってしまった。本当に珈琲店かと。
カウンターあたりはコーヒー豆が並んでて珈琲店らしい光景ですが、右半分はフレンチレストランですか?
先生とコーヒーよりもワインとメインディッシュが似合いそう。
しかもまず「お食事ですか」と聞かれて、はいと答えるとランチコースのメニュー表がでてくるというから、
もはや喫茶店じゃないぞ
でもコーヒーやケーキのメニューもちゃんとあるので、喫茶利用のみでも可能です
しかと自家製ホットケーキ先生の名前を確認して堂々注文して良し
今から先生にお会いするんだよなあ…(--)
もしかしてホットケーキ☆純喫茶りみっくす初のドレスコード要先生とか
やべえ、普段着で来ちゃったよ
やっぱりここは「パンが無ければホットケーキ先生食べればいいじゃない、おーっほほ」
ぐらいの高貴なお嬢様が来られる店だったのか(ノ゚ο゚)ノ
自家製ホットケーキお待たせいたしました
さすがは自家製先生、この一言でハッと我に帰って落ち着きを取り戻しましたよ
大衆の味方である先生が手の届かない場所に行ってしまうなどあり得ないことなのです。
先生も恐縮してしまうだろうし普段着で良し、変に着飾ってお会いする必要はないぞ
このキワの部分、いろいろ伝わってくるのがありますよねえ。
粉でお化粧してるのがちょっと邪魔だな 先生の産まれたままの姿をぜひ拝見したかった
ドレスコードとまではいかないけど、大人な貴婦人に似あう大人の味わいホットケーキ先生といったところ。
生地がやや茶色味がかっているのはコーヒーを生地に混ぜているから。
だから甘さが抑えられて味わい深い生地を存分に楽しむことができます
ちょっと写真じゃわかりにくいですが、ラムレーズンも生地に混じってます。
時々ラムレーズンの酸味と風味がふわっと口に広がって、これまた大人の味わいを実現してくれてます。
もちろん見た目コンガリ焼き目が付いてる通り、キワのところはサックリ焼きあがってます
シロップはついてきませんが、全く乾きのないしっとり滑らかな生地なのでこれ以上の潤いは不要。
大人な舌をもってすれば素でも生クリームだけでもいけるはず
しかしどうも腑に落ちない点があってだな。自家製だから店で焼いて作ってるのは間違いないけど、
焼きたてじゃないんじゃね という疑惑が浮上してきてしまったのである
こんな紳士淑女な先生に何てこと言うんだ とお叱り受けそうだから、純喫茶にぃなりの見解を。
2枚それぞれ焼き色が違いすぎるのは不自然
先生登場のちょっと前に何やらピッとかピーとか魔法らしき音が聞こえた
これだけ見た目コンガリ焼きたてならもう少し香ばしさがあっていいはず
以上のことから、自家製だけど魔法使っちゃった先生ではないかと思われます。
純喫茶にぃにとっては何かが物足りなかったのは、ガッチリ香ばしく焼かれてないからかなあと
ただ、コーヒーやラムレーズンまで練り込んだ先生をその場で焼くのは難しいのが現実でしょうね。
それだけ高いレベルの素材を使っているという裏返しでもあるでしょう。
高級感ある大人の味わいは十分に感じましたし、しっとり系が好みの方にはおすすめです
コーヒーはさすがこだわりの珈琲専門店の面目躍如といったところ。
フレンチブレンドというやや苦味の強くて濃さは普通程度の豆を選びましたが、まさにその通り
しっかりと苦みを感じながらも何の抵抗もなくするする飲めてしまうのはさすが。香りが違いますな(ノ´▽`)ノ
こういうコーヒーはブラックでいただいてほしいところですが、ブラック苦手な方への飲み方講座あります。
黙ってコーヒー飲んどけって。
(下のイラスト見てたらモーニング連載のクレムリンを連想した)
庶民派保守的純喫茶にぃにとっては一六先生は高級すぎたのかもしれないな。
素材が良くていい値段するパンやケーキをいろいろ経験すれば、一六先生の良さがわかるかも。
(だばだ~♪違いがわからない大人純喫茶にぃ…)
やっぱり「パンが無ければホットケーキ先生食べればいいじゃない、おーっほほ」お嬢様向け
って実際に言い放ってしまった方が身近にいたなあ ここは違いの分かる大人に行ってもらおうか。
☆★☆一六珈琲店☆★☆
住所 立川市錦町1-4-19 親松ビル1階
営業時間 11:00~22:00(日祝20:00)月曜休・17時ごろ中休みあり
メニュー 多すぎるのでお店のHP参照してください
http://www.ichirokuko-hi-ten.com/index.html
ちなみに先生のお値段は800円、フレンチブレンドは1杯分650円なり。
レシート上だと先生が「その他デザート」になってたのがけしからん