健康な時は他人の闘病話を聞いても、同情はするけど「対岸の火事」で、自分は大丈夫という根拠のない自信を持っていた。何て愚かな事か。他人の話を自分に当てはめて、タバコをやめて酒、コーヒーほどほどに規則正しく生活していればこんな事には…。

大学病院眼科の待合室で後悔が頭の中いっぱいでした。そしてこれからどうなるのか、目はこのまま治らないのか。不安の中、名前を呼ばれました。明らかに親が医者の息子だと思われる若い眼科医に「眼底出血ですね。これから注射しますので同意書にサインをお願いします。」と言われました。今、認可申請中の薬で症例が欲しいらしいです。無料だそうです。両目が出血していましたが、片目に注射したら2週間空けなくてはいけないらしく「また2週間後来て下さい」と言われました。
目に注射は怖かったですが点眼で麻酔をしたのでチクッとしただけでした。
注射で治るのか。大学病院の医師の診断だから大丈夫だろう。

今まで大病をしてこなかった私は病院に対してあまりにも無知だった事に後で後悔しますが、この時は信じるしかないのでした。

こうして大学病院で2度注射してーヶ月が経ちました。

続く