システムエンジニアの現場の多くがうんざりな理由 | 熱脳しゃちょのブログ

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おせっかい焼SE兼プログラマ兼……の辛い日々と、思う事なぞ

NHKの営業基幹システムのリプレイスが失敗した理由とほぼ同じ。

 

目の前の課題に場当たり的な対応を続けて、細かい要素同士の固着した関係を大量生産したから。

 

「ここをこうしたら対応できます」

って、短期間で目の前の課題を解決して「できるエンジニア」気取るやる気のある無能をありがたがる現場が多かったけど、そういう末端要素間に特別な関係性を持たせることで、容易に触れないシステムに育てていた。

 

「木を切るのに6時間与えられたら、最初の4時間は斧を研ぐ」

「木こりのジレンマ」

 

を理解していない。

どの現場も、「鋸を引いている姿を見せている時間」を、それだけを評価しているから。

それぞれが刃を研いで作業した場合の効率の良さが見えないから、一人一人思い思いにボロボロの鋸で木を切っている世界が「頑張ってる」と思ってしまう。

この効率の悪い現場から、エンジニアという名の奴隷が抜けるたびに、補充を探す。

 

整理して立て直す、刃を研ぎ直すしかないけど、会社に残ってるエンジニアはことごとく奴隷が回す謎の棒を押すことしか知らないから、目指す風景も、方法も知らないしわからないし考え出せない。

先祖代々回し続けてきた謎の棒を回し続けることしかできない。

 

毎日水飲み場から3時間かけて担い桶天秤棒で水を運ぶ村に、樋で水を流すことを教えようと樋の1パーツの図を見せたら、教えを請おうともしないで、「あー、こういうことね」ってバケツの形を細長い直方体にして、天秤棒に下げられないから肩に担いで、3時間以上かけて、より少ない水を運んで「俺たち、やるね」ってドヤ顔してるようにしか見えんのよ。

 

改善しようとしたら、それまでかけた時間の倍以上。規模によったら複利的に時間がかかるから、特に経営者からは不平不満しか出ないから、一方的な悪役扱いは嫌なんだが、システム自体を売っている場合、ここの効率化と高機動化が3年後、5年後を決めると思うんだよな。

あそことかあそことかあそことか、ピボットしようとか拡張しようとして、頭数投入して思い通りになってない事業者がむちゃくちゃたくさんある。

けど、みんな謎棒押ししか知らないし、謎棒が林立してるから、まぁ、思うようにはいかないよな。

とにかく当たるサービスを探すため、って10とか20とか企画してるところもいくつか接触したけど、その後のこと、考えてないよね?

 

システムは、根性と人力では動かんのよ。