アジャイルな組織? | 熱脳しゃちょのブログ

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個人的に思いつく素晴らしいアジャイルな組織って、やっぱ特攻野郎Aチーム(TV版)だろうなぁと思う。

 

この手の話をする人が根本的に間違えている点がある。

それは、「アジャイルな組織にすれば素晴らしい成果が得られるのではなく、アジャイルな組織にできる人員がそろっていて、必要な条件が満たされているから、『より』成果を出せる」ということだ。

アジャイルな組織とは、相互補完的な能力を持つ人員を、局面ごとに柔軟に組み合わせて、漏れ、隙をどんどん詰めていける組織だ。

サッカーでもそんな感じのチームがあるように聞くけど、そういうチームは例外なく「個人の能力が高い」。

つまりアジャイルな環境でも自由に動けるだけの個人の判断力と行動力がある、必要だ、ということだ。

実際のところ、平均レベルの人員で構成されたサッカーチームが、そういうチームのように動けと言われて機能するはずがない。

のだが、サッカーはゲームが始まったらほぼプレイヤーだけでゲームを運ばなければならないが、現実はそうではない。

個々人がそれぞれ自分の視野に従って戦術的な判断をするだけじゃなく、全体を俯瞰して戦略的、大戦略的な判断を行なって、全体を組織的有機的に動かすことができる。

これがアジャイルな組織だ。

「どうすんだ、ハンニバル」

コングがちょいちょい聞いていたように、この場合に大事なのは、その全体を俯瞰する者、天才策略家ハンニバルことジョン・スミス大佐だ。

ハンニバルはどういう存在だったか?

プロジェクトマネージャのような「管理者」では、少なくともなかった。

一番近い存在といえば、それぞれの演者と役を組み合わせて、脚本という制約の下、一つの大きな世界を作り上げる「舞台の演出家」(いや、実際には幕が開いたら何もできないのだがw)。

管理の視点ではなく、オーケストレートの視点だ。

そしてAチームのハンニバルは戦闘能力のない一般市民も上手く使って事件を解決する(もちろん脚本だけどw)。

第一線のサッカー選手が集まらなくても、全体を上手く機能させることができる。

これも、演技が下手なら下手なりの使い方ができるのが優れた演出家だ。

 

もちろん、フェイスマンなどの何らかの特技を持っているコアメンバーは欲しい。

当初部外者でも、能力によってはチームに組み入れることだってある。

エンジェルのように。

抜けたら抜けたで、機能のさせ方を変えることができる。

そういうことだ。

 

手前味噌だが、もう20年近く、そういう視点でチームビルドをしている。

去年のチームも、今のチームも上手く機能している。

なぜ上手く機能しているか、気づいている人は多分いないと思うが、メンバーならこういう解説をされれば思い当たることがあるだろう。

 

ただ問題は、Aチームと同じで、上がダメダメなもんで、脱走して地下に潜るハメになるということだw