という記事を見た。
そりゃそうでしょ。
という感想しか持たなかった。
なぜか?
まずオンラインビデオは、同期メディアであるという欠点が大きい。
出席者全員のタイミングを合わせなければならないということだ。
これが意外とストレスがでかい。
それと、全員が一点で接すること。
イメージとしては、「発言者がメインの画面に表示され、他の人はそのメインの画面を相手にするだけになる」ということ。
例えば生の会議であれば、本題から派生した話を隣の席の人とぼそぼそと話し合って、新しい意見を投げるということができるけど、オンラインビデオではそれは不可能なので、発展性に欠ける。
オンラインビデオ会議は、全体性、一方向性が強すぎる。
オンライン飲み会が廃れたのも、ほぼほぼこれが理由だろう。
チャットツールは、これまた意外と同期メディアである、という欠点を持っている。
ずっとひらっきっぱなしで、こちらの都合お構いなしに通知が飛んでくる。
もちろん、閉じておけば非同期メディアになるのだが、「チャットツールを閉じていたら、チャットツールの意味がない」と言われる。
あと、お手軽であるがゆえに、大して考えもせず、短文を五月雨式に投げてくる人が意外といる。
そのやり取りに、時間がかかりすぎる。
「先に話をまとめてくれ」と。
困ったことに、両者とも同期メディアであるため、「送信者、主催者はリアルタイムに反応を得られるから、お手軽に仕事してる感を得ることができる」という、心理学を悪用した、依存症に落としやすい形態を持っているという欠点を持っている。
脳みそが報酬を受け取る一人の主催者と、突き合わされる参加者一同、という構図だ。
メールで、必要な情報をそろえて、文章をちゃんと整えて連絡してもらったほうが、受け手にとってありがたいし、生産性が上がるに決まっている。
ごくごく当たり前の、サービスの形態から考えれば至極当然の結論だ。
もちろん個人的にはメールが大好きだ。
まず、同じサービスに登録しなくてはならないというわずらわしさがない。
特にLineを指定されるのは、心底迷惑だ。
そして、そもそもその連絡、問い合わせが必要かどうかから、考えられる。
じっくり考える間に、解決することだってままある。
もしチャットが必要なほど即時対応が必要な事態があるのだとしたら、電話でよこしてもらったほうが確実だし、そもそもそういう事態を想定した下準備をしておくほうが合理的だ。
会議なら、生に限る。
物理空間のありがたさを噛みしめるべきだ。