もともと、紙にどんどん書くタイプであったのは間違いないのだが、ふっと思いついて買ったプリミエと、Lamyサファリ。
なんだろ?
ジェットストリームも書きやすいのだが、書いた痕跡の存在感が、万年筆だと大きい。
技術メモは、LamyサファリのRed(F)にプラチナのカシスブラックを入れて書いている。
ジェットストリームは、ボールを介してインクをぺトーっと貼り付けている感があるのだが、Lamyは紙に置いて、じわーっと、オレンジから濃いカシス色に定着していく動きがあるのだ。
その変化が、昔万年筆を使って原稿を書いていたときには意識できなかったけど、不思議と思考をドライブする。
勢いというか、テンポというか、Feelingというか。
ツバメノートを使っているからか、文字のエッジも立ってるし、線の微妙な濃淡も表情になってる。
ここが、ジェットストリームの、よく言えば均一化された痕跡、だが、のっぺりとした、表情のない表現力との決定的な違いのような気がするのだ。
以前のメモを読み返す時も、その時何を考えていたかがはっきり思い出せる。
技術者として、IT機器とキーボードの素晴らしさは、語っても語り尽くせないくらい感じている。
それと同じくらい、万年筆と、筆の素晴らしさだって、十分感じる。
そして、その素晴らしさを感じることができる感性こそ、実はAIに駆逐されない技術者の大事な条件なのではないかと思う。
昔、調子にのって買ってほったらかしにしていた鳩居堂の原稿用紙。
こちらはプリミエで使ってみようと思う。
たまには縦書きの日本語だって書いてみてもいいんじゃなかろうか?