教師の英語研修に10億円かぁ…… | 熱脳しゃちょのブログ

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おせっかい焼SE兼プログラマ兼……の辛い日々と、思う事なぞ

中学高校大学と、10年英語を勉強して、会話すらままならないってのは、日本の英語教育が間違えているからである。
(Yes/No)

という、単純な命題を掲げて、物事を判断しようとしている人が多いんですが、困ったものです。
さてさて、主題をあらわす単語「英語教育」ですが、一人一人、どういったものを思い描いているのでしょうか?
何? 国際社会に出て、活躍できるだけの英語力を養うこと?
じゃ、その「英語力」って、なんなんでしょう?

何かわからんが、国際舞台に立って、英語でペラペラと喋って、拍手喝采を浴びる。
ってシチュエーションを思い描いているだけで、何が必要とか、ちゃんと考えてないんじゃないでしょうか。

細かい部分を省いて、ざっくりいっちゃいます。
ここで「会話」と「読み書き」にわけて説明してみます。
あなたが、日本語で、そうだったかを思い出してみてください。
会話能力はどうやって身につけましたか?
たぶん、母親と一対一で会話をはじめ、家族、友人と対象を広げながらも、ほぼ一対一で、実際に音としてやり取りすることで、身につけなかったですか?
「読み書き」は?
学校で、ひらがなカタカナから漢字を、何度も何度も反復練習して覚え、文章の読み方を覚え、会話より長い文章が何を主張しているかを理解する能力を養っていかなかったですか?
英語だってそうです。
会話能力を身につけたかったら、一対一で会話できる相手を作り(彼氏彼女なんか、手っ取り早いです。駅前留学もいいですよ)、とにかく真似て、会話して、慣れることです(あとは、本番度胸w)。
でも、それでは、読み書きの能力は身につきません。
だから、学校が必要だったんです。
書かれた文章は、一定のルールに従って言葉が並べられています。だから文章を分析できるように、文法を勉強したんです。

なんで、学校で英会話の授業なんて無意味です(一人ずつ、順に回って「今朝は何を食べてきましたか?」「トーストとコーヒーです」「グッド!」って、なめとんのか!、と)。
英会話の勉強なんて、さっぱり意味がわかりません(日本語の会話を勉強したことはありますか?)。
英会話を身につけさせるなら、クラスの半数を、アメリカと日本で交換するのが、手っ取り早いです。
というか、英会話は学校以前の問題なんです。
学校での勉強は、読み書きです。

まぁ、それ以前に、どの議論も、「完全に通訳をつける。日本語で構わないから」と言われても、国際社会で活躍できそうにない、んじゃないかなぁ……、って部分を、見落としているような気がしますがね。
会話能力があっても、語るべきものがなければ、屁のようなもんです。



ところで、クラスの半数を交換とか言うと、手っ取り早く、姉妹校を作ってTV会議システムを導入して……とか考え出しちゃうところがありそうですけど、コミュニケーション能力を養おうっていうなら、常時随時対面口頭が必須です。
ずるはいけません。
ずるは。