たまに無性に食べたくなる伝統的な郷土料理というのが
ソウルフード(魂の食)の定義だとわしは思うのじゃが、
テレビをつけたら千葉のソウルフードor御当地グルメみたいに
『アラビヤン焼そば』を紹介しとった。
いくら旨いって力説されたとしてもさぁ〜
これって所詮はインスタント食品じゃよ。
インスタント麺じゃ安っぽくて郷愁もない。
先日、久々に食べてみたが…う〜んやっぱり普通の味だ…
他県では希少品なのかもしれないが幻ではないし、
地域限定でもない…千葉で売れ行きが良かっただけじゃ。
同じサッポロ一番のブランドなら切り胡麻入りの
『塩らーめん』の方がわしは好きじゃ。
ついでに言うけど
『山田うどん』は埼玉県所沢市に本社があるだけで
別に埼玉のソウルフードじゃないぜ。
うどん屋なのにうどんに全くコシがない。
ふにゃふにゃな柔らか麺が好きな人は好きじゃろうけど。
穴八幡宮
ゴールデンウィークである。
我が社は暦通りの休みなので
中間の3日は出社である。
この時期は家族連れや外国人観光客で
どこも異様に混むし、I’m brokeなので
休日中は籠城ウィークを決め込むつもりでいたが
天気が良いのでついフラッと出かけてしまった。
穴八幡宮
ああああああ~やっぱり予想通りだ。I screwed up!
電車内の外国人観光客が超超超超やかまし〜い。
ひっきりなし大声で喋り続けるマシンガントーク。
これじゃまるで戦場だ。奴らは沈黙が恐怖なのだろうか…
日本国は静寂の国。狂った馬鹿騒ぎをしたけりゃ他国へ行け。
東京ではなく大阪や京都や奈良に行ってほしい。そして鹿とたわむれて、
大仏とか金閣寺でも見て寿司でも喰って「感动了」「我的天呢!」とか
「amazing!」とか「Oh my gosh! (Oh my god!)」とか叫んで、満足したら、
速やかに騒音迷惑不良外国人観光客は母国へ帰ってくれないかい。
我が日本の電車内は常に瞑想アワーなのを知らんのか。
穴八幡宮
“一陽来復御守”が有名な早稲田駅近くの穴八幡宮(あなはちまんぐう)に行く。
《一陽来復(いちようらいふく)とは「冬は終わり春が来る」という意味》
1062年に源義家(八幡太郎)が奥州での戦いから戻る途中に、
兜と太刀を納め、八幡神(やはたのかみ/はちまんしん)を祀ったのが起源という。
1641年に横穴から金色の御神像が発見されてから穴八幡宮という名前に。
御祭神は、応神天皇(品陀和気命) 仲哀天皇(帯中日子命) 神功皇后(息長帯比賣命)。
歴史は古い神社だが、
鳥居も社殿も門(隋神門/光寮門)も新しすぎ綺麗すぎで厳粛な雰囲気は感じない…
というか〜風情がないというのが正直な感想である。
歴史を感じるのは『神武天皇陵遥拝所』くらいだった。
御利益が有る無いという話とはまったく関係はないです。
あくまで個人的な印象です…。
穴八幡宮
穴八幡宮そのものではなく、仕事絡みで
“一陽来復御守”と縁があるので一度は行ってみたいと
思っていた神社であった。
“一陽来復御守”は金運のご利益があるそうだが
わしは基本的に神社は挨拶するのみで願い事はしないと決めているので
この御守を買ったことはない。
冬至から節分の約2ヶ月程しか配布しないそうだから
5月のゴールデンウィークに行っても売ってはいないのだが…。
テレビ時代劇『桃太郎侍』『三匹が斬る!』で有名な俳優の
高橋英樹氏も“一陽来復御守”を正月に並んで買うという。
放生寺《高野山真言宗 準別格本山 光松山威盛院 放生寺》
穴八幡宮の隣にあるのは放生寺(ほうしょうじ)。
1641年に穴八幡宮の別当寺として創建された寺院。
御本尊は悪事災難を除くという、聖観世音菩薩。
こちらの御守は、穴八幡宮の“一陽来復”の“復”を“福”に変えて
“一陽来福”になっている。「福が海の様に満ち溢れる」という意味の
観音経の“福聚海無量”から来ているそうだ。
そして…浦安…浦安といえば…
浜岡賢次氏(著)のギャグ漫画『浦安鉄筋家族』を思い出すのだが、
今回は漫画とはまったく関係がないのだむ~ん。
浦安駅から5分~10分ほど歩き、
ゴミが浮いていてあまり綺麗ではない境川を渡ると
見えてきました。海の神を祀る神社。
清瀧神社
清瀧神社(せいりゅうじんじゃ)
祭神は海神『大綿積神』(おおわたづみのみこと)が祭られており
境内には四つの末社がある。
龍神社には『豊玉比古神』浅間神社には『木花咲耶姫命』
八坂神社には『建速須佐之男神』道祖神社では『猿田彦神』が祭られている。
創建時期が不明で、おそらく鎌倉時代だろうと言われている。
何度も津波の被害で社殿が損傷したそうだ。
境内は広くはないがゆったりとした雰囲気がある。
清瀧神社
本殿の細かい彫刻や富士塚を見て、
裏側に回ると御神木がある。
この御神木の周りは空気が清々しく気持ちが良い。
そこに黒く大きな蝶が現れてずっと自分の側を翔び続けていた。
緑に囲まれた空気の良い場所に蝶がいても不思議じゃないのだが
ほぼ誰もいない境内で、蝶も一匹だけという状態だったので
なんとなく意味がありそうな…神聖な気分になった。
帰宅後に黒い蝶の意味を調べてみたら、
“変化” “節目” “転機” “死”
うう~ん、これは微妙だ。良くも悪くも取れるなぁ…
清瀧神社
その夜、オフクロと口論する夢をみた。
オフクロが結婚式と葬式を一緒くたにして語るので叱る夢だった。
おかしな夢なので気になり、久々に電話をしてみた。
「むふふふ…これは、ひょっとしたらいよいよ
死んだ親父がオフクロをあの世に連れにきてくれたのかな〜」
だが、残念ながら電話に出たオフクロは相変わらずの昔話と
愚痴と文句と減らず口で90歳を過ぎているのに元気…ガッカリ…。
あまつさえ途中から説教たれはじめマウントを取りたがる。
大声で屁理屈の自己中のうるさい婆さんより
穏やかな丸いお婆さんの方が可愛気があり好きだ。
「もういつ死んでもいいわぁ」と言い始めて早20年…。
オフクロは一向に逝く気配がない…。
実行する気がない事を口にするのは親として人としてどうか
清瀧神社
甍(いらか)の波と雲の波〜重なる波の中空(なかぞら)を〜
橘(たちばな)かおる朝風に〜高く泳ぐや鯉のぼり〜
というわけで子供の日である。だが、特筆するべき事は何も無し。