のらとクロは
同じ日に偶然、別々の所からもらわれてきました。
シャープな動きでクールな雰囲気な“のら”
おとなしく動きが鈍く気が弱そうな“クロ”
命名の由来は、田河水泡の漫画から親父がつけました。
のらはクロを最初は虐めてました。
しかしいつの間にか仲良くなり
のらが兄でクロが弟という感じで
のらの後ろにクロがいつもべったりくっついてました。

食事ものらが先に食べるのですが
後ろでクロはちゃんと待ってるんですよ~
のらもちゃんとクロの分をきっちり半分残すんです。
ほんとの仲の良い兄弟のようでした。
ある日、のらの喉に魚の骨が引っかかって
苦しそうに暴れもがいていたら
クロがのらの上にのしかかり
首のまわりを鼻先でぐいぐい押してるんですよ
しばらくすると骨がとれて吐き出しました。
のらは何事も無かったようにケロッとしてました。
「へ~おとなしいクロがね~やりよるわい!」
関心と感動の光景でした。
のらクロのコンビはテレビドラマでいえば
『俺たちの勲章』や『太陽にほえろ!』の
テキサスとボン…ボンとロッキーみたいなコンビでした。
(若造には意味わかるめぇ~てやんでぇ~べらぼうめ~)

出逢いがあれば別れがあります…
のらが車にはねられました…
のらの死を実感できないのか?ショックなのか?
その日からクロは食事をしなくなりました。
食事は兄貴ののらが先だからです。
クロがあまりにけなげで…かわいそうで
庭に埋めてあるのらの墓前に
クロをつれていきました。
「…のらは死んだんだよ…もう会えないんだよ…」
クロはのらの墓のまわりでうろうろしていました。
しばらくしてクロは私の顔を見上げ
小さな声で鳴きました。
「そうか…クロ…わかったんだな?」
クロを抱き上げて家に入ると
クロは約三日ぶりの食事をはじめました。
「よかった……」
それからクロは私をのらのかわりに思ったのか
家にいるときはいつも私の側にいるようになりました。

その後も何匹かの猫が家族になりましたが、
クロがのらほど仲良くした猫はいませんでした。
もう30年以上前の出来事です…
</
同じ日に偶然、別々の所からもらわれてきました。
シャープな動きでクールな雰囲気な“のら”

おとなしく動きが鈍く気が弱そうな“クロ”

命名の由来は、田河水泡の漫画から親父がつけました。
のらはクロを最初は虐めてました。
しかしいつの間にか仲良くなり

のらが兄でクロが弟という感じで
のらの後ろにクロがいつもべったりくっついてました。


食事ものらが先に食べるのですが
後ろでクロはちゃんと待ってるんですよ~
のらもちゃんとクロの分をきっちり半分残すんです。
ほんとの仲の良い兄弟のようでした。

ある日、のらの喉に魚の骨が引っかかって
苦しそうに暴れもがいていたら

クロがのらの上にのしかかり
首のまわりを鼻先でぐいぐい押してるんですよ
しばらくすると骨がとれて吐き出しました。

のらは何事も無かったようにケロッとしてました。
「へ~おとなしいクロがね~やりよるわい!」
関心と感動の光景でした。

のらクロのコンビはテレビドラマでいえば
『俺たちの勲章』や『太陽にほえろ!』の
テキサスとボン…ボンとロッキーみたいなコンビでした。
(若造には意味わかるめぇ~てやんでぇ~べらぼうめ~)

出逢いがあれば別れがあります…

のらが車にはねられました…

のらの死を実感できないのか?ショックなのか?
その日からクロは食事をしなくなりました。
食事は兄貴ののらが先だからです。
クロがあまりにけなげで…かわいそうで
庭に埋めてあるのらの墓前に
クロをつれていきました。
「…のらは死んだんだよ…もう会えないんだよ…」
クロはのらの墓のまわりでうろうろしていました。
しばらくしてクロは私の顔を見上げ
小さな声で鳴きました。
「そうか…クロ…わかったんだな?」
クロを抱き上げて家に入ると
クロは約三日ぶりの食事をはじめました。
「よかった……」
それからクロは私をのらのかわりに思ったのか
家にいるときはいつも私の側にいるようになりました。


その後も何匹かの猫が家族になりましたが、
クロがのらほど仲良くした猫はいませんでした。
もう30年以上前の出来事です…
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