ー 8月の輓歌 ー
やさしい男が
背負った悲しみに
当たる陽は虚しく傾き
還らぬ舟に
乗せられようと
押し黙り、仰ぎ
群れ飛ぶ
蜻蛉の空を癒せぬ傷で掻き回し
散らせて、泣きながら
蜻蛉を数え、また数え
繰り返すたび
減り続け、減り続け
瞳に映る
消えた蜻蛉の多さに
紅涙落とし
明日の日も
やさしい男の
背負う悲しみを
燃やせずに沈む陽は
苦しみに喘ぎ
堕落を悟るしかないのだ
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今日のブツブツ
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・7月14日の記事「逝ってしまった後の世」ですが、この拙い詩は急逝されたと言うブロ友さんへの鎮魂の為に綴ったものです。
誤解なきようよろしくお願い致します。
2019.12.30 ・ブロ友さん順調に回復中!
ブロ友さんが順調に回復とのこと。もう少し頑張れ!ファイト!
>> 台風情報
>> 環境省「そらまめ君」
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