私が経験した阪神淡路大震災 | 吉田 蛍のHAPPY STORY(イラスト/ブランド/ハンドメイド)

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私は阪神・淡路大震災の経験者です。 


8月は、私自身が経験した震災について、

少しずつ書いていこうと思います。 


あの日、私はスキー旅行から

長距離バスで帰ってきたばかりでした。


 「明日からまた仕事か…」

 「行きたくないなぁ…」 


そんなことを考えながら眠りについた

朝方でした。 


突然、直下型地震の大きな揺れが

襲ってきました。


 当時、私は道路公団の団地に住んでいました。


 父は今にも倒れそうな食器棚を必死に押さえ、

私は恐怖で動くこともできず、

ただ床にしがみついていました。 


幸い、本棚も倒れず、

食器もガラス戸の外へ飛び出すことはなく、


家族全員が無事でした。 


その日は阪急電車も動いていたので、

私は普通に会社へ向かいました。


 会社に着くと、

上司は被災した社員の安否確認の

電話に追われ、


多くの人が出勤できない状況でした。


 テレビをつけると、


神戸の街が燃え続ける映像が映し出され、

私は言葉を失いました。 


当時は、「自分たちで何とかしたらいい」

というような心ない言葉も耳にし、

とても悲しかったことを今でも覚えています。


 会社の男性社員達が支援物資を

歩いて届けに行った際、


 「大阪と神戸では景色がまったく違う」 

「ガス漏れの匂いもひどかった」 


そう話してくれました。


 その話を聞いて、

私は何気なく過ごしている当たり前の日常が、


どれほど幸せで尊いものなのかを

強く実感しました。


 震災は、いつ誰の身に起きてもおかしくありません。
だからこそ、


日々の暮らしに感謝して

生きていこうと

思ったのです…