父です。
現在、息子は、灘トライアル2日目の真っ最中です。
昨日、帰った後に、私から息子に対して、
「1日目の自己採点はしないでいいね?」
と確認したら、息子は、
「したくない。」
と言ったので、自己採点しませんでした(ダメだったのか!?)。
色々見ていると、本番では、灘中入試の1日目の試験終了後、日能研や他塾でも、受験生が1日目の受験結果について自己採点しつつ、2日目対策の講義を受けることになっているようです。
しかし、個人的には、中学入試でも大学入試でも、あらゆる試験で、
『2日間日程(あるいはそれ以上)の試験の途中で自己採点をすることの是非について』
私は、
『メンタルがよほど強い方以外は、全日程終わるまでは自己採点しない方がいい。』
と思っています(あくまでも私見です。)。
<理由>
例えば、灘中入試の1日目受験の直後に自己採点する意味は、
「2日目に、あと何点取れば、おおよその合格ラインに達するか、を把握することで、2日目の対策を講じることができる。」
というところにあると思っています。
しかし、
1日目の結果が良かったら、2日目は「油断」しやすいし、
1日目の結果が悪かったら、2日目は「焦り」やすい、と思います。
また、年度によって、合格最低点も、ある程度の幅で変わることが多いので、「あと何点で・・・」というのも、あてになるとは限りません。
いずれにしても、
1日目の結果によって、2日目の問題の解き方が変わるわけでもなく、目の前の問題に対してベストを尽くすだけだと思うので、
メンタル勝負の「受験本番」において、「あと何点取れればよいか」という、『合否』を意識した瞬間に、
「集中力が削がれる可能性が高い」⇒「ベストを尽くせない可能性が高い」と考えるわけです。
なので、今回、息子と話して、
「本番で1日目が終了した後は、塾には行かない。自己採点しない。家族とも、塾の仲間とも、1日目の試験の結果を会話しない。」
ことを決めました。
<ちなみに>
とはいえ、灘トライアルの1日目の結果が、個人的に気になったので、
息子が寝静まった後、私がコッソリ、算数の問題を見てしまいましたが(笑)
なんとか6割は取れていそうでした。
あと、国語と理科の問題の難易度も、本番並みに難しいかな、と思いました。
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