父です。
前回は、「私にとっての中学受験の魅力」と父親サイドの視点で考えてみましたが、
今回は、(まだ、本番前ではありますが、)今の息子から見た中学受験の魅力を、息子の発言と私が客観的に見て取れるところを合わせて考えて、ピックアップしてみたいと思います。
1.小学校と違う塾というフィールドで仲間と切磋琢磨することによって、世界観が広がること
息子が通塾を始めてから、週に数回は塾の仲間と顔を合わせるので、
例えば、小学校で嫌なことがあっても、塾ではそれを忘れて楽しくできるし、
逆に、塾で嫌なことがあっても、学校友達とはそれを忘れて楽しくできるので、
「世界観が広がった」とまでいうと大げさかもしれませんが、複数の場面で自分の見せ方を変えていくようになっていて、それ自体は、「成長」だと感じています。
2.自分の将来を真剣に考えるようになったこと
通塾前までは、将来「You Tuber」になりたいなどと言っていたこともありましたが、
最近は、中学受験を経た先の自分の将来を、不安を抱きつつも、真剣に考えるようになってきた、自分と向き合うようになってきた、と感じています。
(なお、You Tuberという職業を否定しているわけではありません。現実的でないという意味合いです。)
ちなみに、今のところ、息子は「建築士」になりたいと言っています。
「マインクラフト」という建物を造ったりするゲームの影響かもしれませんが(笑)
3.勉強することに対して前向きになったこと
中学受験をしたい、と言う前までは、勉強する、といっても義務感で学校の宿題をやったりするくらいで、後ろ向きな勉強への取り組み方だったのが、
自分の将来と関わる中学受験に取り組むようになってから、勉強することにプラスの意義を見出していると感じています。
ただし、勉強のできるできないは、結局、人間の多くある武器のうちの、「ホンの一つ」に過ぎないことは、常々釘を刺してはいます。
これからも、息子自身が様々な魅力に気づくこともあるかと思いますが、
私としては、本番の結果がどうであれ、この中学受験期を息子の人生にとって有意義なものとして残す覚悟です。
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