息子の中学受験に携わって以来、私も過去問を含めて様々な問題を見て実際に解いてみました。
その結果、私なりに分かったことは(よく言われていることかもしれませんが)、
中学受験の算数は、四則演算などを除く中難度以上の問題のほとんどが
「算数という名のパズル」
だと思った方がいいということです。
小学校で習う算数とは、およそ別物です。
ただ、その「パズル」の解き方には
「共通する思考パターン」があり、
それぞれの分野ごとに「コツ」があるので、
それらを習得しておくことで正答率上昇に繋がります。
※この思考パターンは私が元々大学入試数学で使ってたものを文章化したものです。
私は息子から分からない問題を聞かれた時に、この思考パターンにあてはめながら、解答へ誘導するようにしています。
※例題:典型的な等差数列の問題
1+2+3+・・・・+48+49+50=A
A=(50+1)×(50÷2)=1275
→このように、サクッと解けるようになることが、一つの「コツ」になります。
「共通する思考パターン」とは、
①分野の特定
②問題のイメージ(可視化)
③正答への解法をインスピレーションする(スルーできる場合もある)
④解法パターン=「コツ」を使って解く
という流れです。
これを使って正答へたどり着く作業そのものが、中学受験の算数の中難度以上のほとんどの問題の解き方だと思っています。
詳細は改めて記載します。