『旦那のお婆ちゃんに
習ったお茶の入れ方』
まず!
急須にお茶の葉を入れる。
そして
沸騰したポットのお湯を
湯呑みにそそいで…
湯呑みをあたため…
湯呑みをあたためると共に…
お湯の温度を下げる…
そのお湯を急須に入れ、
お茶を湯呑みに
濃さが同じになるように
少しずつ回し入れる…
私が新婚の頃
旦那の実家で初めて
このようなやり方で
お婆ちゃんが
お茶を入れるのを見た。
私は この家では
このやり方で
お茶をいれなければいけないのか…と思い、
すぐにお婆ちゃんに
お茶の入れ方を教えて下さい!
と言った。
お婆ちゃんと同じように
入れたのに
お婆ちゃんのお茶は
まろやかで んまい!が
自分のは まずい!
なんでやろ…
ゆったりした雰囲気の中で、
お婆ちゃんに優しく
教えてもらった

ある日、義母がお茶を入れる場面にでくわした。
お茶の葉が入った急須に
直でゴーッ
ゴーッ
とポットのお湯をそそぎ、
そして
テェーッ
と湯呑みにお茶をそそぎだしたではないか

あのお婆ちゃんの
ゆっくり急須にお湯をそそぎ、
ゆっくりゆらしてから
湯呑みにお茶を、
少しずつ均等に
回し入れるやり方ではない。
同じ濃さじゃなくても
かんけーねー!
の入れ方である

まぁ、私も家ではこうだが、
てっきり、あのやり方で
入れなければならないのかと…
フッ…
ドゥーでもいいんか

悲しい事に
今じゃお婆ちゃんは
痴呆になってしまい、
もう お婆ちゃんの
おいしいお茶は飲めない

おわり