10/27

この日の気分は色で言うと
何も書かれていない状態の白。
鉛筆の線すら

描かれていないまさに白紙そのもの。

そこに一つ一つ、
「僕らの色で自由に描いていくことになる」
そんな風に考えるとワクワクしたし、
今まで感じたことのないものが
湧き出てくるのも実感できた。

そして、
約7年ぶりのバンドでのツアー。
”リスタート”の幕開け。
下絵から丁寧に描いていこうと思った。

まずは下北沢デイジーバーでの

ワンマンライブ。
この日は、アルバム曲を全曲やるという
大変無謀な(笑)ことを敢行。

意図としては、上記したように
約7年ぶりの”リスタート”ツアーである。
新しく再生した

ほたる日和を見てもらいたかった。
そして、数曲の過去曲を混ぜて
ちゃんと対比しながら

見てもらいたかった。

遊びに来てくれたみんなに
この気持ちが伝わっていたら嬉しいな。


11/04

仙台公演。
早川(Vo、Gt)
渡辺(Ba、Cho)
金子(Key)
という3人編成でライブを行った。
(この組み合わせの3人編成は12/30でも。

それ以外は全公演ドラムあり)
アコースティック編成で

「どこまでアルバムの魅力を伝えられるか」

は未知数だったけど
歌詞をいつもよりじっくり味わいながら

聴いてもらえる、
そんな演奏になれば素敵かなと考えたので
バンドアレンジもその方向で

作り込んで行きました。

今回のアルバムは
エレクトロニカとバンドサウンドの融和を
楽しみながら作ったので
アコースティックアレンジには向かないと
やんわり思っていましたが、

この日のライブで
意外と合うなと納得できたのが

収穫でした。

なんでも試してみるものですね。


11/16

帯広RESTワンマン公演。
帯広は僕が生まれた町。
この日も

新しいほたる日和を見てもらいたくて
ほとんどアルバム曲で埋め尽くした。
自分の故郷の人たちに
自らの現在地とか、

これからどこに向かうのか
知ってもらいたかった。

そして、
空気の温度とか匂いとか視界の色とか。
ライブハウスでしか
見ることのできないもの
感じることのできないもの
言葉にはできないものに
塗れて触れてほしいと思った。


11/17

札幌HMVステラプレイス店
インストアライブ

予想よりもたくさんの人が来てくれたのは
本当に心強かった。
前日の帯広ワンマン同様、
北海道地震の影響で延期になっていたので
改めてイベントを組んでくれたと店舗や
足を運んでくれた人たちには
本当に感謝したい

(帯広REST公演も同様に感謝)

渡辺が正式になって初めての北海道ライブ
無事に終えることができてホッとしたし、
何より僕の地元の人たちが渡辺を
気に入ってくれたのはありがたかった。

 

ありがとう北海道。味噌ラーメン食べた。

 

 

11/24
アルバムツアー関西編初日
京都GATTACA
風情あふれる、京都の街でのライブ。
この日はサーキット形式のイベントで
多種多様なジャンルのバンドが集まっていた。

良い意味で

形式ばった感じはなく
とてもラフな(自然体とも言うべきか)
イベントの空気に自分たちも

ゆったり音楽を楽しめたし、
本番もとても良い感覚で

ライブができたと思う。

 

京都の路地裏にて⭐︎


11/25
ツアー休養日
音楽仲間と大阪で再会。
その日については、
あれです。
スイーツ食べ過ぎて
幸せすぎたと言うアレなやつです。
ご馳走様でした。

「次回は、某店舗のパンケーキを食そう」と
言葉を交わして、

仲間と手を振り合いました。

 


11/26
大阪・南堀江 knave
前々から出演したかったライブハウス。
とても楽しみにしていました。
この日のイベントでは、
好印象なバンドが多かったな。
(他の地域もいましたが、割合の話)
音楽的にも人間的にも

ほたる日和とマッチしていたと感じた。

大阪に行かなくなって早数年。
以前よりも来てくれる

人の数は減っていたと思う。

(大阪でワンマンライブを

やっていた頃に比べて)
(ツアーで)行かなくなると

忘れられるのは世の常。
そして、大阪は西のみやこです。
そんなに甘くないです。

 

。。。


ただね、
ふつふつと闘志みたいなものが
湧き上がったのは確かなのですよ。

これからはしつこく大阪通います。
決めた。


11/27
京都 nano
結成当初からお世話になっていた
店長のモグラさんを頼りに

ライブを組んでもらいました。
この日は、

鍵盤の金子氏がいないということで。

 

早川(Vo、Gt)
渡辺(Ba、Cho)
松田(Dr)

という3ピース編成。

 

この編成で聴いてもらいたい曲を

セレクトしました。
「好きな色だけで作られた

    毎日じゃないから」は

3人編成になると

決まって最初に選びました。

関西に何かを置いていくように
振り絞ったり、かき鳴らしたり、
汗かいて、言葉を伝えました。

この日もそうだけど、
今回のツアーは本当に再会づくしで
久しぶりを何回も言った気がする。
何回も何回も。

久しぶりって言葉はとても好きです。
物語の匂いがするでしょう?
久しぶりを言い合う二人は
元々どこかで出会って、繋がっていたわけで
そして、何か理由があって

会えなくなったり(会わなくなったり)するわけで。

そこには
たくさんの物語を感じるわけです。

 

 


11/30
下北沢デイジーバー
東京に戻っての対バンライブ。

 


ここまでのツアーで
感じたのは「新しいほたる日和像の息吹」
まだ確かなものにはなっていないけれど
ラフスケッチくらいには

形が見えて来たと思えた。

 

これは大きなこと。
 

 

その2へ続く。(後ほど更新)

 

 

早川