こんばんは。ボーカルです。


9月21日。

2ndシングル「雪虫~ふたりの約束~」発売しました!


今回の楽曲は、
僕らが今まで手を付けてこなかった雰囲気のもの。
とても軽快なダンスチューンになっています。

“あたらしいほたる日和”みたいなものができたと思ってます。


それはたぶん、プロデューサーの本間昭光さんとの

出会いが一番大きかったかなと思う。

(実は、過去に東京組曲でも鍵盤を弾いていただいたのだけど、

プロデュースしていただいたのは今回が初めて)

本間さんと曲についての打ち合わせをしていると

「なんかいいものできそうだな」って思わされるから不思議で。

話しているだけで楽しかった。

とにかくアイデアの泉ですね(笑)あの方は。

かなり楽曲の面で好影響を受けたと思っています。


次に、歌詞の内容だけど。

「東京組曲」の~エピソード0~を描こうと思いました。

「雪虫」では、東京組曲の中で描かれていなかった部分として、

主人公の内面にある“ずるさ”に焦点を合わせ。

『夢を追いかけるには彼女がいないほうが都合がいい。

だけど彼女のことも愛していて失いたくない』

『両方を手に入れたい、ずるい男』みたいな。

女性から見たら、最低な男なんですけど(笑)

それが、リアルな感情、思考。

綺麗事だけじゃ何も語れないのだと、僕は思いまして。

出来るだけ赤裸々に描いていきました。


そして、タイトルにもある雪虫という生き物。

これは実在する生き物で、

主に北海道や東北などの寒い地域に生息しています。
冬の訪れを知らせることから、『冬の精』と呼ばれている生き物なんです。
空に真っ白に舞い上がる光景なんかは、すごくきれいで幻想的です。

この曲に登場する男女に訪れる「別れ」、

それは冬に似たものがあるなと感じて、このタイトルを持ってきました。


あ、そうそう。

ひとつ言っておかないといけないのは、

雪虫のことネットで調べても本当の美しさや情緒はわかりませんよ。

きっと「アブラムシの仲間なのね」で終わっちゃいます。

それは、じかに見なければわからない神秘性です。

その神秘性に触れたいあなたはぜひ秋冬の北海道へ(笑)



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2ndシングル発売の翌日。

9月22日は、渋谷duoにてワンマンライブ「蛍百景~第九夜~」

僕たち渾身のセットリストを用意してみなさんをお待ちしています。

まさかの選曲もあるので、期待していてほしいですね。


そして、

今回は磯貝サイモンをオープニングゲストに迎えてお送りします。

磯貝氏と僕らは、最近仲良くさせてもらっていて。

1stシングル「さよならマーガレット」の

アレンジを一緒にしたときからの仲なんです。

moreの鍵盤アレンジにも参加してもらっています。

そんな磯貝サイモンのライブもお楽しみに。


みんなで特別な空間を作り出しましょう。

よろしくお願いします。




早川