曇り時々雨です福知山。

府道の温度計は25℃。

むっしむしです。

さてさて…

「大仏って奈良、鎌倉のみにあらず」

と、小耳に挟みまして…

確かに、わが故郷、愛知県の聚楽園にも立派な大仏さまがいらっしゃいます。

で、北近畿には無いんだろうか?…と、「近畿、大仏」で検索すればいくつか出てきました。

その中に京丹後市にマークがありまして…

調べてみれば「丹後大仏」さまだそうで…

見てみて~わ~!、と、車を走らせましたよ。

なんと、ナビにもちゃんと載ってる。

でも、間人、宇川温泉方面から向かえば、大丈夫か…と思うほどの悪路と落石。

落石に乗り上げる前に引き返そうかと思ったら突如開けて向かうことができました。

まー、なーーんにもないところにありました。





観音菩薩様も一緒に祭られてました。



海の京都”さんの説明によれば、

明治時代、筒川地区の火事で焼けてしまった製糸工場を工場関係者らが復興させました。
しかし、大正時代従業員慰労のため東京見物に出かけた時スペイン風邪に見舞われ、帰郷後42名の方々が亡くなりました。
工場長はその殉職者たちを慰霊するため、当時青銅の大仏を建立しました。
太平洋戦争の頃、青銅の大仏さまは鉄類として供給され、昭和20年現在の石仏大仏が建立されました。

とありました。

由緒が由緒だけに、鎮魂する場所なんだなぁ…と思いましたよ。

僕がフラッと行くところじゃないかな。

でも、忘れちゃいけない場所だとも感じました。

帰り道、サルの群れに見送られて。

他のはサーッと山に散ったのに、ボスかな。

デーンと構えて、写真に納まってくれました。



皆さんの近くにも大仏様、いらっしゃるかもしれませんね。

そっと見守ってくれてるかも…