前々回のブログ で掲載しました香害のチラシ。
完成しましたのでお知らせです(*´ω`)
チラシのタイトルは、 「香害って知ってる?」
両面印刷で仕上げています。
以下、チラシの画像やPDFデータはご自由にお使いください。
【香害って知ってる?表】
【香害って知ってる?裏】
ちなみに、チラシ表面にあるQRコードは、「マイクロカプセル配合の製品一覧」リーフレットです。
こちらは、香害被害者Aさんが作成され、Twitter上で公開されてたもの。
今回のチラシ構成要素の中でも、重要なポイントになっています(*´ω`)
…が、現在リンクが無効になってますので、画像は↓こちらでご確認ください。
「香害って知ってる?」チラシは、きれいに印刷したものをご入用の場合、お送りすることもできます。
その場合、送料と、振込手数料(ペイペイ銀行宛て)のご負担だけ、どうぞご了承ください。
※追記 送料の目安
・10枚まで…郵便(140円)
・18枚まで…郵便(210円)
・200枚まで…レターパック ライト (370円) ポスト投函
・300枚まで…レターパック プラス (520円)対面受取
・それ以上…クロネコヤマト宅配便(680円〜地域による)
また、自費で印刷していますので、印刷代(1枚あたり4円)へ、少しでもご協力いただけましたらうれしいです。
能美市ボランティアグループの活動補助金があればね、こういうものに補填したいですねぇ。
詳しくは、お問い合わせフォームか公式LINEより、ご連絡下さい。
香害の認知が広がらないのはなぜか?と、ずっとずっと考えてきました。
知れば知るほど、誰もが知るべき問題であり、社会全体の改善が必要であり、法律が変わるべきものである、と感じます。
これまでの歴史を振り返っても、新しく認められた合成物質が社会に出るようになってから弊害が判明し、危険性が分かって禁止になっていったもの。
一般消費者が知らないことも含め、そんなこと山ほどありますよね。
過去には「公害」として、利益を求める企業と企業重視である行政を相手取り、被害者と弁護士たちが闘い続けて社会を変えてきました。
これは、何十年経った今でも続いていますが、
香害も、それと全く同じだと感じるんです。
なのに、なぜこの情報社会で、認知が広がらないのか?
下は、こちらのブログで紹介されていた、高崎経済大学の宇田和子准教授の調査研究です。
「化学物質過敏症問題 調査報告書」
化学物質過敏症の患者さんのための直接的な研究ではないです。
過敏症の人が、なぜ理解されず孤立していくのか?
それを社会問題として、香害も絡めて考察された、、
患者でも香害被害者でもない学生さんたちによる研究です。
とても中立的な立場の話ですし、疑問を持って立ち止まることなく読み進められました。
また、改めてこうして文字にしていただくことで、私自身も考えを整理するのに非常に参考になりました!
原因はやはり、個々の認識の差にあります。
その認識の差が出来る理由は、主に以下の4つ。
・感覚(嗅覚)の違い
・体の感受性の違い
・「日本は安全だ」という日本人ならではの思想
・「周囲との調和」を重んじる国民性
海外でも香害の健康被害は問題になっていますが、日本ではそれが社会問題に発展しているというのは、この国民性のためでしょうね。
そして、その認識の差を埋めるために必要なのは、もちろん、
間違いのない情報と知識!
ただ、これを伝えるだけでは、ただの押し付けとなり、逆に抵抗感や不快感を与えるだけになってしまう。
ここは、伝える側がしっかりと認識しなければいけないと感じます。
この伝える側の責任、これは大きいと思います。
私がTwitterをやらないのは、あまりにも自分本位の品位の良くない言葉が多いと感じるからです。
そんな書き込みを見た香料製品をお使いの人、反感を持つのは当たり前です。
そしたら、香害をちゃんと知る前に、関わりたくない・知りたくないと思ってしまうでしょう…。
「原因となる成分の製品を選んで使うのは個人」なので、ややこしくなりがちですが、
その人を非難することで「伝える側が加害者になる」構造は、認知が広がらない理由のひとつでもあると思います。
これは試し印刷のものです。
香害が自分に直接関係があることを知って欲しい。
興味を持って調べて欲しい。
相手を傷つけることなく伝えたい。
読んでもらいやすいチラシ、渡しやすいチラシが欲しい。
こんな目標を掲げて作ったチラシです。
香害の全くない社会、これは現実的に不可能です。
でも、香害の認知が浸透した世の中になる、そのために…!
たくさんの方に使ってもらえればうれしいなと思います(*´ω`)
最後に余談ですが、「香害」という単語について。
幸いなことに、香害認知を広める会のメンバーは、それぞれ体質も考え方も知識もバラバラです。
過敏症の人は少なく、年齢層も広い。お洗濯で何を使うかもみんな違います。
「香害というだけで聞いてもらえないから、香害という言葉を使わないで欲しい」
そんな方もおられます。
この点に関しては、「香害」という単語が誤解を招きやすいことを私も感じますし、そういう考えの人が一定数おられることも承知しています。
ただ、認知を広げるためには、この状況を端的に表現する言葉が絶対に必要です。
これまで何年もかけ、たくさんの人がこの問題を伝えようと試行錯誤してきました。
その積み重ねがあるからです、「香害という言葉は聞いたことがある」そんな方が増えていると、私も実感しています。
今は、市議会や国会審議でも「香害」という単語が使われています。
正式な単語として使われることはないでしょうが、こうやって香害の存在の認知とともに、
香害の間違いのない認識が一般化してくれることを願っています…!
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