そう言えば、ショウガを収穫しました。
無農薬・自然塩の自家製梅干しの梅酢を使って、紅ショウガを仕込みました。
たっぷり作れたので、紅ショウガの消費量が多いうちでも、思う存分使えます(*´ω`)
細かい部分は全てフードプロセッサーにかけ、はちみつ漬けにしました。
ホットドリンクにしたり、お菓子作りに使ったりしようと思います。
さて、今日の本題。
洗濯機の選び方、です。
これ、よく質問を受けるので、一回ここでまとめておこうと思います。
ただ、私は家電に疎いですし、具体的にどのメーカーのどの機種が…なんて話は出来ません。
メーカーやデザインなどは、好みの部分が多いでしょうし、実際は特別な機能など不必要で、大した問題ではないとも思います。
安全なお洗濯、快適なお洗濯のために、何を基準に選べばいいか?
① スイッチの操作が分かりやすいか?
お洗濯は「洗って」「濯ぐ」ものです。
「洗う」とは、汚れを繊維から剥がすこと。
そして、「濯ぐ」とは、剥がした汚れや洗剤成分を無くすこと。
なかなか洗濯機任せのお洗濯で出来ることではありません。
全自動洗濯機は慢性的なすすぎ不足ですし、この箱の中で何が行われているのか、ブラックボックス状態ですよね。
洗濯機の基本の動きは、「水を溜める」「撹拌する」「脱水する」、この3つです。
これを組み合わせて様々な「お洗濯コース」が設定されています。
その「お洗濯コース」すら、それぞれどういう流れで行われるのか、把握されてる方は少ないと思います。
だったら、自分の納得できるように動かせばいいんです。
「注水する」 「撹拌する(洗う)」 「一時停止する」 「脱水する」
この操作がしやすいものをぜひ選んでみてください。
状態を確認しながらお洗濯すると、汚れ落ちやすすぎ具合など、一番よく分かります。
ぜひ、自分の人生や健康を洗濯機に委ねないように…洗濯機が責任を取ってくれるわけではないですから。
ちなみに、洗濯の様子を確認しながらお洗濯するのに、「ふたを開けたまま」というのもすごく便利です(*´ω`)
洗濯機の構造に因りけりなんですが、ちょっとの小細工でそれが可能になる場合もあります。
また、「ふたを開けっぱなしで洗濯するために二槽式洗濯機を選んだ」という方もいらっしゃいます。
② 洗濯槽のお掃除やメンテナンスがしやすい構造か?
全自動洗濯機は、構造上、見えない部分や手の届かない部分が多いです。
衣服の汚れや洗剤成分が蓄積しても、なかなか掃除してきれいにすることが出来ないんですよね。
その上、お洗濯には水を使いますし、底には水が溜まって、蓋を開けておいても完璧に乾き切らないです。
(乾いたと思った洗濯機、揺らしてみてください、ぽちゃぽちゃと水の音が確認できると思います)
さらに、界面活性剤を使うお洗濯は、どうしても洗濯槽を汚します。
合成洗剤だけでなく、石けんお洗濯も汚れやすい。
柔軟剤の使用はテキメンです…、陽イオン界面活性剤は本当に残りやすいので!
※「柔軟剤 洗濯槽」のキーワード検索で、洗濯槽の汚れの情報はいっぱい出てきます。
洗濯槽の汚れは、そのまま洗濯物のにおいに繋がります。
まずは、洗濯槽を汚さないようにお洗濯することが大切ですが、これは全自動洗濯機の宿命ですので仕方ないんです(笑)
だから、定期的なお掃除やメンテナンスが、やりやすい構造の洗濯機をぜひ選んでください。
そういった意味で、水量が少なくすすぎ不足・汚れ落ちが悪い・構造が複雑・パッキンなどカビが取れない部分が多い…、こう考えると、ドラム式は、避けた方が良いです。
③ 乾燥機付きは避ける
②とも関連があることなのですが…。
乾燥機能はなくても、除湿器や扇風機、エアコンの使用でどうとでもなります。
私が乾燥機の必要性を全く感じないのでこう言えるだけかもしれないですが、
洗濯機は、洗濯機としてのシンプルな機能があれば一番分かりやすいと思います。
これに限らず、現在は、目先の便利さと引き換えに失うものが多いです。
④ 温水機能は必要なのか?
「ぬるま湯で洗うのが汚れ落ちに効果的」というのは、洗濯機メーカーの方でも当然把握していることで、高価な洗濯機には付いている機能ですね。
あったらあったで、便利だと思います!
ただ聞いてると、電気代と時間はかなりかかるようですが(笑)
どんなお洗濯でも、「洗い」の時にぬるま湯を使うのはやはりおすすめです。
私は石けんお洗濯の時は特に、すすぎまで温水を使います。
洗濯機にお湯を入れる場合、そのお家の構造にも因りけりですし、お風呂の残り湯を使うことの可否や好みもあります。
以下の点、お家に適したものがあればぜひご参考ください。
・お風呂からシャワーホースを伸ばして入れる。
(長めのシャワーホースに変えて届く場合もある)
・洗面所やお風呂などからバケツで運ぶ。
・残り湯ポンプを使って入れる。
・洗濯機用に温水の配管を増設する。
一軒家だと、洗濯機用の水栓にお湯の配管が来ている場合もあります。
「言われなければ気付かなかった」という方も何名かいらっしゃいました。
来ていたらラッキー(笑)
これから家を建てられる方は、ぜひ温水の配管を引いてください。
⑤ ドラム式は避ける…!
「ドラム式に変えてから、汚れが落ちていない気がする、洗濯機が臭う…」
ドラム式はいろいろ聞きますが、購入してよかったという話を聞いたことがないんです。
それも当然、水がとにかく少ないので、濯げないんです。
だから洗剤や汚れが、衣類だけでなく洗濯槽にも残ってしまう(/ω\)
実際、ドラム式のお洗濯で使う水量は、縦型洗濯機の半分です。
これを歯磨き粉で歯みがきする時に例えると、
●縦型洗濯機→「コップ半分の水だけで濯ぎましょう」
●ドラム式→「さらにその半分、4分の1の水だけで濯ぎましょう」
こんな感じなわけです。
どっちもすすぎ不足なんですが、単純に考えて、ドラム式はすすぎを2倍しないと、縦型洗濯機レベルにすらも濯げていない、ということ。
だから、ドラム式の場合は、特に意識してすすぎ回数を増やしてみてください。
「すすぎ回数を増やす」というのは、洗濯コースの設定という訳ではなく、「洗い」→「脱水」の工程回数を増やす、ということです。
だから、手動での操作は分かりやすいですよね。
ドラム式でしたら「洗剤を入れないで、もうひとコース運転する」というくらいでも良いと思います。
【補足】 ドラム式でのお洗濯
縦型洗濯機とドラム式洗濯機には、洗い方の違いがあります。
縦型洗濯機は水流で洗うのに対し、ドラム式はたたき洗い。
これは硬水の地域が多い海外に向いているといわれます。
硬水では洗剤や石けんは泡立たないのでね。
日本は軟水なので、合成洗剤や石けんだと、泡がクッションになってしまって、たたき洗いの効果が得られにくい。
そんな事情もあって、ドラム式は汚れ落ちが悪いという理由が考えられます。
また、先述のように、界面活性剤を使うと、やはりそれが残りやすくて、
洗濯槽を汚してしまうんですね(/ω\)
合成洗剤・柔軟剤、そして石けんお洗濯も、ドラム式だったら私はなかなかおすすめできない…。
だから、大事なのがすすぎなんです。
ドラム式の場合は、念入りに念入りに、すすぎをぜひ繰り返してみてください。
それだけで、お洗濯の悩みがだいぶ減ると思います!
そういう意味で、界面活性剤を使わない洗浄剤やアルカリ剤はドラム式のたたき洗いに向いているとも言えます。
特に、再汚染防止効果があるアルカリ剤は、洗濯槽をきれいに保つためにも役立ちますよ。
…ということで、以上です。
画像は全て、お洗濯講座で使っているものです。
今、YouTubeお洗濯講座の内容について、より伝わりやすくなるよう整理し直してます。
新バージョン、できましたらまたお知らせしますね(*´ω`)
何とか今月中旬までに仕上げたい…(笑)
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