12月30日TPPが発効されました。
TPPとはTPP参加国の輸出入にかかる関税を撤廃か削減するという仕組みです。

では、TPPが発効された日本の未来はどうなるのでしょう?

私の答えですが、日本の輸出が伸びないと日本経済は衰退していくのではないでしょうか。

その理由ですが、輸入にかかる関税が撤廃されると輸入品は多くなります。
輸入品が多くなるということは、物が溢れ物価の値段は安くなるということです。
所得の低い人や貯金が厳しいような人々には、今回のTPPは恩恵をこうむります。
その反面、所得の高い人や貯蓄が出来る人々は、物価の値段が安くなるので、ますます貯蓄をしていくと思われます。
何故、貯蓄をするのかというと、将来の為、老後の為に日本人は貯蓄をしていきます。
貯蓄をするということは、日本経済のお金の流れが遅くなり、その結果、日本経済は衰退していくと思われます。

そして、今回のTPPは裏を返せば国同士の競争です。
貿易収支が黒字になるなら、その国は豊かになるでしょう。
貿易収支が赤字になるなら、その国は貧しくなっていきます。
競争は熾烈になると私達の生活は豊かになりません。
競争は熾烈になるとになります。
現在の私達の生活が何故、豊かにならないかというと、競争が激しすぎるから、という面もあると思います。
激戦区という場所を考えてみれば分かると思います。
また、プロサッカーリーグの構造に例えるなら構造はJ1からJ3まであり競争は熾烈です。
競争は熾烈になると経営は厳しくなります。

そして、日本は私達が思っているより貧困の多い国です。
相対的貧困という言葉があるのですが、日本人の6人に1人は生活費が足りない厳しい生活を強いられています。

来年2月には欧州連合との経済連携協定も発効し、ますます日本は厳しい立場に立たされると思われます。

では、どうしたら良いのでしょう?

答えは3つです。

1、国のプロジェクトで地産地消を推進し、日本の食料自給率を100%にもっていく。(現在の食料自給率約40%)

2、老後は、貯金などしなくても安心して暮らせ、安心して寿命を迎えられる社会にする。
現在の年金制度では生活費が足りません
それから、老人一人暮らしの孤独死は絶対に無くさなければならない問題です。

3、東京一極集中を廃止し、日本をいくつかのブロックに分け、そのブロックの中でエネルギー、食料などを賄えるようにする。
足りないエネルギー、食料などは他のブロックから供給を受ける。

この3つが大事なのですが、1番大事なのは3番目です。
最後の3番目が出来るなら、1と2は難しくないと思います。

最後ではありますが、日本の借金は1000兆円を超えました。
日本国民は、日本の政治経済が異常であるということに、もっと意識するべきだと思います。

そして、おかしいものはおかしい、と皆が声を上げていく時ではないでしょうか。