私は、27歳で結婚した直後に、「全身性エリテマトーデス」という病気になりました。
治ることがない、特定疾患に指定されている病気です。
そこからの治療は、想像を絶するものだったので、とても妊娠どころではありませんでした。
夫も含め、周りの人も、妊娠は望めないのではないかと思っていたと思います。
しかし、病気と付き合うこと3年
やっと病気が落ち着いてきたように思っていたころ、主治医から妊娠してもいいよという言葉を
もらうことになります。
しかし、特に「子供つくるぞー!」という感じにはならず、「できたらいいよね」くらいでした。
するとあっという間に妊娠。
妊娠を知ったときは、やっとここまで来れたと思いました。
妊娠したってことは、私の体がちょうどそういう時期を迎えたのかもしれない。
病気も落ち着いているし、大丈夫かもしれない。
不安と希望で妊娠生活をスタートさせます。
幸い、病気の悪化もなく、今のところ過ごせています。
つわりもほとんどなく
会社にも、ちゃんと通えたし
途中で入院することもなかった。
陣痛も8時間くらいで済んでいるし、本当に順調でした。
そう。
分娩台に乗るまでは。
なぜ私が帝王切開になったかというと
骨盤が開かなかったためなのです。
もともと逆子で帝王切開予定だったので、そのまま手術で良かったのに~
絶対自然じゃないとイヤ!なんていう人もいますけど、私はそうではなかったのです。
結局傷口も人より多いしね(お腹と、会隠切開)
おかげで、どちらの方法で産んだお母さんとも会話ができるような状態になりました。
2回出産したような気分。笑
次回出産は、必ず帝王切開じゃないとダメだそうです。
骨盤ひらかないから・・・
何とも悲惨な出産となってしまいましたが、何もかも初めてであっという間でした。
出産前に恐怖となっていた、陣痛に関しても、全然耐えられましたしね。
それよりも、後産が痛くて。
お乳を吸われるたびに「ぎゅ~」っと収縮していくのでイタイイタイ。
でもそれも数日でしたね。
もう一度やれと言われたら、絶対にやりたくないと思う出産内容でしたが
なんとか終わって良かったです♪
大切な小さな命。
出産はつらいかもしれませんが、この姿を見ると出産の疲れも吹き飛びます。
私の出産は特殊でしたので、ここまでつらい事はないと思います。
これからママになる皆さんも子供の顔を見ることを楽しみに頑張ってくださいね♪