最近地震や噴火が活発になったように感じる。

もともと地球は回り続け、地中も人が感じない程度に少しずつ動いている。

知らないうちに問題が流出するのは、その微細な動きに、単に気付いていなかったからという時もある。


「第六感」って言うのか、普段暮らしていて必要のない感覚が、ふと感知して、危険から逃れることもある。


感覚は鈍らせないように、けど緊張し過ぎないで伸び伸びと暮らすのが望ましい。


単調な生活というのは退屈だ。

平和や幸せといった感覚を鈍らせる。


幸せ貯金が自然と貯まれば良いようなものだが、お金も幸福も放っておいても貯まらず、自然に身を任せれば体内脂肪ばかりが溜まる一方だ。


では、何に意識を向けるといいのだろう。


「縦」と「横」を意識するとイメージしやすい。


「縦」で言えば歴史、過去や未来を考える。

「横」の繋がりは、仲間を増やしたり、趣味や得意分野を増やしたり。


そもそも歴史なんて、マクロで見れば同じことの繰り返しだ。


歴史に名を残すような人は一握りで、いち時代に影響力があっても、後世まで語り継がれることまでされないことがほとんどだ。


親と子、いや兄弟であっても、全く同じようには生きられない。


皆が同じ行き先を目指すのではなく、生きたいように生きるが良い。


誰だってドロップアウトする可能性がある。


時代は変わり続けるため、正攻法だと思っていたやり方が使えなくなることだってある。


スマホで集合知が便利に使えることが普通になった。

一流作家だって、日本の歴史を書くにあたって、集合知から引用して書いたほどだw

ちなみに新作が来月出る。


進学校は、先輩から後輩に、テスト対策や勉強法を伝授する伝統があると聞く。

傾向が変わらない限り同じやり方が通用するし、ライバル意識以上に連帯感にも通じる仲間意識が有れば、傾向が変わっても、誰か優秀な人が一人いれば、あっという間に攻略法が広まる。


私なんて、Yahooニュースのコメント欄が何百件何千件あっても、それをAIかなんかが3つくらいにまとめてくれればいいんじゃないかと思っている。

勝手に解決方法をアドバイスしてくれてもいい。

炎上も楽しいのかもしれないが、当事者が困るようなものは、解決に向けて過去の例から対策をまとめてくれさえすれば、誰も困らないんじゃないかと思う。

人が変わるだけで同じようなトラブルばかりじゃないか。あるいは、同じ人間が起こすトラブルが、定期的に炎上するようなケースが多いのだから。


選挙で誰に投票するかなんて課題も、実行する気のないマニュフェストと自分の希望とのマッチングなんて退屈凌ぎに過ぎないと思う。


政治なんて、何十年も解決できない課題だらけだ。

まずは投票してみたいと経験という今までは唯一の武器を身につける方法が手に入らなかった。


でも集合知のような仕組みを作って、賛成派と反対派が議論をAIで勝手にし合ってくれれば、なぜ実行できないのか、課題は何なのか、今までは課題と対峙しても時間と共に忘却の彼方になってしまったものを、各々の好きなタイミングで何度でも勉強し直せる体制を作れるのだと思う。


「ひろゆき」というなんでも解決、論破してくれるキャラクターが子どもにも人気らしい。tiktokで広まっているそうだ。


ある意味、ああいう気持ちいい、勉強になった気のするコンテンツが歴史の勉強や政治課題の分野に必要だと思う。


今回の選挙では、民主主義と共産のどっちに着くかが論争になっている。


有権者の身になれば、選挙区ごとに立候補している候補者が違うし、毎回同じ人とは限らないのだし、どちらかに投票するのはその政党の全部を支持する感じがして、どうも抵抗感が拭えないという、結果的に投票しない人だって感じているかもしれない。


散々迷って、51対49だって僅かにマシだからこちらにだとか、消去法だってほとんどだろう。


話は脱線するが、藤井聡太さんなんて天才は、解説者さえも唸らせる、AIでも考えつかない方法で相手を圧倒する。


漫画の主人公以上に凄いことをしてしまい、現実の方が漫画家の想像を上回る事態が起きている。


スマホで調べればなんでも解決できる時代。


進むべき道はこの一言に尽きると思う。


既得権者は困るかもしれないが、なんでも代替できてしまう、スマホで大体できてしまうのが近未来だろう。


車にスマホをセットすれば、ナビゲートしてくれるのは今だってできる。


旅に出たければ、旅の行程を勝手に組んでくれるサービスもある。


電子書籍も、「紙の温かみ」のおかげで一定の勢力で抑えられているが、どちらがメジャーになるかと言えば、電子書籍が有利だと思う。


スマホ関連の世界は、儲かるか儲からないかは別として、ビジネスチャンスというか、まだまだコンテンツは満たされていないと思う。


マスメディアという、かつて大衆が同じ時間帯に同じコンテンツが観られた時代から、視聴し放題でたくさんの番組、コンテンツを誰もが身勝手に、好みに合わせて視聴できるように生活も変容しつつある。


思わぬ出会いが生活を満たしてくれる。


マッチングの仕組みには、まだまだ工夫しがいがある。


これだけ炎上マーケティングが流行っているのだから、経済を回すように、興味本位の匿名制の強みを活かして、人とのマッチングはますます増える一方だ。


同じ山を登るのにも、難易度別にいくつも道はある。

玄人好みの登山道、マニアックな趣味趣向にあわせて、単調な人生のゴールに着くまでに通過するポイントは一覧表示で、好みに合わせてナビゲートできるような感覚がこれから出てきたっていいのだ。


もちろん、ナビを使わないことも自由であり、ナビを使いこなせない人も一定数いるだろう。


日本人はこれだけ教育レベルが高いのに、社会では無駄遣いしている気がする。


人の歩いた道を探して生きるのは、楽しくはないだろうが、生活の一助として考えなくてはいけないと思っている。


誰かが見つけた裏道が一気に広まり、メインロードになる時代だ。


AIと人間が競い合って、日本社会を良くしていきたい。