先日の京都観光後半。。
七条からブラブラと歩きながら・・ちょうど清水寺のふもと辺り。。大河ドラマにも出てきましたが、いわゆる鳥辺野あたりを突っ切るような感じで、歩いて祇園へ。。
花見小路にできた祇園花街芸術資料館に行ってきました。
八坂倶楽部の建物が資料館になっています。そして、お隣の甲部歌舞練場も見学できます。。
ここ、5月にオープンしたばかりなのですが、まだ認知度がイマイチ低いみたいで。。とにかく、今、穴場!!
建物自体が文化財指定なので、花街らしい情緒たっぷりな空気・・お玄関では舞子さんがお出迎えしてくれました。
展示・・
かんざしはおそらく季節ごとに展示物を変えていくのかな、と思うのですが、細かなつまみ細工でしょうか・・工芸品としての細やかさが感じられ、じっくり見ていると息も止まっちゃうほどです。
都をどりで着用するお着物もたくさん展示されていて、これまたじっくりと鑑賞させていただきました。
改めてこうしてみると、着物っていいね~
実家の母が残した着物には悩まされているのですが・・
手前のお着物は花街らしい柄ですね。。
大広間に展示されているのですが、座ってみるもよし、立って見るもよしです。。
しばし、時間忘れる。。
ここもやっぱりお庭。。
夏のお庭はいいね~。。ここでも睡魔が。。
ただ、この後、舞妓さんの舞鑑賞を予約していたので、そちらに移動・・可愛らしい舞子さんが、お座敷遊びしてるくらいの至近距離で舞を舞ってくれました。。
バレエとは一味違う艶やかさ・・
すり足で、着物の裾が長いので、よく足さばきは見えなかったのですが、やはり身体の芯をしっかりと保ちながら床を感じながら踊るのは、舞踊の共通点ですね。
愛らしい柔らかさと、凛とした芯の強さ。。相反するけれど、共存している姿・・とっても感動いたしました。。
そして・・歌舞練場の舞台にも上げていただきましたよ。。
まさに・・舞台上から観客席を見渡す・・
舞台に立ったことがある人ならおなじみの光景ですが、これも感動!
日舞の床は板場ですが、わざとスキマのようなものも作ってあるのでしょうか。。足音でも表現することもあるようで、音が響きやすいようになっています。
これがね~洋物の舞台と明らかに違う点。。
大きなふすまがあり、これがザザザ~っと両側に開くみたいなんですね。。
でも、舞台に敷居は設置されていないみたいだし・・そして上の鴨居はどうなるんだろう。。鴨居は上に釣りあげられるのかな。。
ま、そんな舞台独特の仕掛けをいろいろと想像したりして、板の感触を十分に味わってきました。
こちらの動画を見る限り、やっぱり敷居はありませんね。。
鴨居は上に上がるっぽい。
赤い提灯がカワイイ
都をどりも観てみたくなりました。
帰りは・・久しぶりに河原町のフランソワでお茶・・きっと満席だろうな~っと思っていたら意外とすぐ入れました。
7月になれば、祇園祭一色なので、暑くなりきらない6月がねらいめかも。。
とにかく、蒸し暑くならないうちに行けてよかった。。
次、京都に行くのは秋かな。。
たまには京都。。いいね。関西人ならいつでも行ける、と思いがちなのですが、ぐんぐん歩いてあちこちぶらぶらして。。となると、これも健脚でないとできないコトか。。行きたいと思った時にいっとこ!
楽しいひとときでした。