9月1日(日曜)開催された「第2回せとうちART研究会」に参加してきました。
会場は丸亀オークラホテル、会場は12F・瀬戸大橋も見える見晴らしの良い場所でした。
この研究会は、瀬戸内海沿岸の生殖補助医療(ART)に関係する医療機関・クリニック・施設の方々が集い
研修する場です。
https://koujinkai-kagawa.net/setouchiart/index.html
参加してみると一日を通じて、非常に濃厚なたくさんの学びがありました。
IVFJAPNの森本義晴先生の講演では、IVF反復到達の女性患者さん向けに、腹部の脂肪細胞からミトコンドリアを培養して、
卵子へ自己移植する方法を研究中。先生の提唱する、ミトコンウォークは有名ですね
森本先生の発言で「妊娠希望で何度もIVF体外受精をされても、望みが得られない女性が数多くいる。
そんな彼女達の姿をみて、何度も心が傷んだ。ミトコンドリア移植法は、彼女たちを一人でも救いたい為に完成に向けて
邁進している」という言葉が印象的でした。
福岡・高木病院(産婦人科長・野見山真理先生)の不妊医療チームは着床不全の改善ため、子宮筋腫を細径子宮鏡手術で切除して、
良好な業績を挙げている。(同手術は、日帰り外来で局所麻酔のみで行っているから、フロアの聴衆も驚き!)
等々
良い学びの場でありました。
この研修会を開催され、温かいお持て成しをいただきました
世話人・厚仁病院理事長松山毅彦先生ならびに中澤様に大変感謝しております。
*写真画像は、ホテルのロビーでJISRAMの先生方と記念撮影