へなちょこ登山人~上田の裏山、虚空蔵山と太郎山~ | いつもだいたいむかいかぜ

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 走ればだいたい向かい風、止まっていても、逆に行ってもだいたい向かい風。

 そんなオヤジ顔のツーリングだったり、ローカル線だったり、散歩だったり、車に乗ったり、ゲレンデ滑ったり、本を読んだり、映画見に行ったり、

 そんなオヤジの徒然日常備忘録。

新歓キャンプ次の日

 朝、東京から軽井沢へ。お仕事です。夜勤セットで。

 んで、夜勤明けの日。

う~~~ん、山、登りに、行くか(ものすごくバカ)
 
 軽井沢から上田に帰って9時半、適当に食って寝て11時半に出かける。

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 上田に来た時から気になってた上田の裏山、太郎山に連なる山。

 今日は、この稜線上を歩いて上田に戻るコース。

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 上田の隣駅、西上田から歩き始めます。一駅200円のローカル線クオリティー。
 
 まずはあの鉄塔を目指す。

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 国道歩いて上田から坂城に入る。

 千曲川沿いの国道だけど山に挟まれてる感ハンパない。

 千曲市から佐久までの千曲川沿いには戸倉、坂城、上田、丸子、小諸と続くけど、それぞれの街の境は山ひだで区切られる。

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 坂城の東端、鼠宿から虚空蔵山に取りついて稜線上に出る。

 登山口が分からない。

 墓の脇に手すりがついてたから適当に登り始める。

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 最初は階段があったから登山道だと思ってたんだが、

 鉄塔に出たら登山道が途切れてしまった。

 道がない。

 ここまで登って撤退するのも馬鹿らしいから、道は無いけど斜面をよじ登る。

 せいぜい100mちょっとよじ登ればいいんだろ?

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 そして始まる壮絶な藪こぎ。

 木につかまりながら崖をよじ登る。

 すぐ下に坂城の街が広がってるから、精神的には余裕。

 アルプスでこんなことやったら間違いなく遭難しますわ。

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 見上げればようやく次の鉄塔が見えてきたところで頑張って登る。

 そこで開けた場所に出たのが和合城址、この稜線上には戦国時代の山城跡がいくつも連なる。

 確かに、この場所からなら千曲川沿いの北国街道を見下ろせる。

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 やっとまともな登山道に出たところで虚空蔵山を目指す。

 
 しっかし、今日は暑い。

 ペットボトル900mlで余裕だろうと思ってたら、最初の崖登りで一瞬で消費してしまった。

 これは太郎山まで持ちそうにない。

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 虚空蔵山までピークを二つ越える。

 上田の街を見下ろすと一筆書きの新幹線が街を横切っているのが分かる。

 金沢延伸してからというもの新幹線がひっきりなしに走っていく。

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 虚空蔵山直下、最後のひと登りだ(これが最後とは言っていない)。

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 歩き始めて3時間、ようやっと虚空蔵山山頂に到着。

 どーだ、これが長野県第三の大都会、上田市だぜ!

 後ろには遠く蓼科山を抱く八ヶ岳まで見渡せる。


 ここで昼飯食べて、ペットボトルに残ってたお茶最後の一口を飲み干す。

 太郎山までまだ半分なのだが。


 あとはダラダラと稜線を歩く。

 あまりアップダウンもせず、ひたすら歩く歩く。

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 そしていつの間にか太郎山に到着。なむなむ。

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 山頂直下の太郎山神社を通る。

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 バイオトイレの備品庫の扉を開けると人生が変わるそうだ。


 あとは上田市街までひたすら下るだけですよ。

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 太郎山の鳥居をくぐって、まだまだ下る。

 車の走行音が近くなってくると、そこが上信越自動車道だった。

 そこが登山口でして、本日の登山終了。

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 車道に出てからが長い。

 家に帰るまで1時間ほどかかった。

 
 ビール500ml缶を飲みながら帰る。いい気分。

 帰って18時。疲れたからシャワー浴びて横になったら一瞬で意識が吹っ飛んだ。


 そんな一日を過ごす。で、翌日の今朝。脚が筋肉痛だ。