ホストって
割と日本のカルチャーの一つなんだけど
これもある意味日本人特有の習性みたいなおはなし！
歌舞伎町ってのは本当狭い世界で、
その狭い空間の中に
何百人ものホスト君たちがひしめきあってる
少し前に
「オフホワイト」っていうブランドが爆流行りしたんだけど（若い子はわかる）
これが有名なカリスマホストが着たことによって、
歌舞伎町の
ありとあらゆるホストくんたちが
同じブランドの
同じデザインの
同じ色の洋服を
こぞって着るようになった。
カラーギャングかよ？
もうあのばってんみたいなTシャツが
そこらじゅうに沸いてでて
もうこれきてたらホストです！
と言ってもいいくらい。
あ、あいつホストでーす
制服？ってほどのレベルで、
なんかデモでも起こすの？っていう
恐怖以外の何ものでも無いよ。
その後イージーブーストや
バーバリーのチェック柄シャツも
無事ユニフォーム入りを果たすことになったという。
（今はバレンシアガ）
今だにファッションのお手本は
“店の売れてる先輩”
ってのがホストの常識。
ここで注意して欲しいのが、その“店の売れてる先輩”とやらも
別にお洒落ではない、ダサイ。
その先輩が来ている服なんだから、
もちろん真似して
買って着るという、
先輩側からすると
まじで大迷惑な動きを、
売れてないホストたちはする。
といっても平気で真似できるレベルまで、まずは売れないといけないからそれはそれで大変
Tシャツでうんまんえんの世界…クゥ～～！
そして、仮にその先輩を売れていないホストたちを
「ヒーロー」とするなら、
TVなどのメディアに取り上げられているホスト、
例えば
今で言えば
ローランド様なんかは、
もはや「神」である。
売れることを夢見るホストたちからすれば、
神の真似をしないで誰の真似をしろと言うのか。
だから今の歌舞伎町は
ローランド様パンデミック！
ローランド様見たさに歌舞伎町に来た人はきっと驚くでしょう。
そこら中に
小さいローランドや
太っちょなローランドなどなど…
さながら
ローランドのテーマパークになっているんだから！
なんてねっ☆