大塚駅北口の近くにあるビールを中心に扱う飲み屋。
モスバーガーの上にあるので目印が分かりやすいですね。
今回は、有難いことにお誘いを受けて利用することになりました。
店内はこじんまりとしていましたが、不思議と落ち着く空間。
カウンター席もあるので、おひとりさまでも利用出来そうな感じでした。
メニューは一品料理中心で、殆どが酒の肴。
酒好きにはたまらない品揃えです。
今回は、お酒を飲まれる方々に注文をお任せすることに。
本日の麦酒と記載されていますが、その日によって入っているものが違うとのこと。
グラスも小さいグラスと大きいグラスがあり、色々なものを少しづつ飲むのも好きなものをがっつり飲むのも良さそうです。
お通しは、空芯菜のおひたしとのこと。
あっさり味で食べやすく、お通しにぴったりでした。
・アップルホップ(シナノスウィート)
お酒が飲めないので、名前につられて注文してみました。
もちろん小グラスです。
最初にほのかなりんごの香りがしてびっくり！
まさかビールからりんごの香りがするとは…
こう言ったところのビールは泡がないんですねえ。
とても飲みやすいビールで、今までビールは一気に飲むイメージがありましたが、こちらのビールは自分のペースでゆっくり飲んでも大丈夫でした。
・バジルのポテトサラダ(500円)
バジルの香りがほのかに出ていました。
見た目のイメージに反してあっさりと言うかさっぱりとした味わい。
ちょっとしたつまみに良さそうでした。
・鯖のへしこ(650円)
口の中に入れて噛むと旨味がジュワっと出て来て、酒飲みでなくとも気に入りそうな一品。
へしこを両側から挟んでいる薄切りの大根は濃い味のへしこを良い意味で中和してくれました。
・牡蠣のオリーブオイル煮(650円)
牡蠣がぷりっとしていて、オリーブオイルの風味があるのでいくらでも食べられてしまいそう。
身がやわらかい部分としっかりとしている部分があり、その違いがまた良かったです。
・ぬか漬け盛り合わせ(値段失念)
パプリカとおくらと糸瓜の3種類で、それぞれ色鮮やか。
パプリカはさっぱりとしたピクルスのような感じで、シャキシャキしていて好みでした。
・かにみそ(650円)
思ったよりさっぱり感がありました。
下に置かれているだいこんおろしと一緒に食べると更にさっぱり。
私はそのまま食べた方がこのみだったかな。
・えびみそ(650円)
濃厚なえびみそで、桜えびのような味わい。
こちらはそのまま食べても大根おろしと一緒に食べても良かったです。
・オイスターフライとチップス(950円＋α)
メニューには3個と5個しかありませんでしたが、今回は6人で利用したのでお店側が配慮してくれていました。
カキフライもジューシーでしたが、衣がきめ細かくてカリッとしていて、カキフライ以外にも主役はいたんだと感じました。
自家製のタルタルソースにつけて食べても良かったです。
付け合わせのポテトも身がしっかりしていて食べ応えがありました。
・富山県新湊産(1,400円)
牡蠣の中で1番クリーミーなものとのことなので注文。
蒸すすることも出来るみたいですが、もちろん生で！
見た目はかなりの大きさ。
クリーミーな部分もあるけれどもさっぱりとした部分も。
2つの味が楽しめたのも良かったですが、それ以上に大きくて肉厚で、1口で食べてると口の中をかきが支配するくらいの大きさ。
しばらく牡蠣の余韻に浸ることになりました。
・セロリのきんぴら(500円)
さっぱりとして食べやすく、さりげないようでほのかな甘みも感じられました。
セロリ特有のくせも殆どなく、かなりの当たりを引いただと思いました。
・しその実のたまり漬け(300円)
ほのかなしその香りと噛んだときのかりっとした感じが良く、ご飯が進みそうな味でした。
・青唐辛子味噌(300円)
しっかりとした辛味があり、こちらもご飯が進みそう。
・蕗みそ(300円)
味噌の濃さが丁度良く、1番ご飯が進みそうでした。
・山椒しめじ(300円)
口の中で広がっていく山椒がくせになりそうでした。
・へしこのおにぎり(500円)
おにぎりにはへしこがぎっしり！
ふんわりした白米がへしこの塩気を受け入れていて、何個でも食べられそうなおにぎりでした。
麦酒専門店でありながら日本酒の種類も豊富。
それでいて酒の肴もレベルが高く、酒好きにはたまらないお店ではないでしょうか。
私はあまりお酒を飲みませんが、それでも良いお店だと思ったので、相当なものでしょう。
特に日本酒はリーズナブルで、半合で350円は非常にお得(店名のお株を奪っている気もしないではないですが…)。
いつか酒好きの友人を連れて再訪出来ればと思います。